小さな体で動き回る可愛い子犬を育ててみたいと考える飼い主さんも多いですよね。
生まれたばかりの子犬はお世話にとても手が掛かります。
子犬を育てる上で、いつから留守番ができるようになるのか気になると思います。
子犬は生後3ヶ月から留守番が可能と言われていますが、上手に留守番をするためには自宅でのトレーニングが必要なんです。
留守番といっても、買い物など短時間の留守番から、仕事へなど長時間の留守番まで様々ですよね。
仕事などで長時間家を空けるの留守番は、いつからできるのでしょうか。
トレーニングをしないまま留守番をすると、子犬が寂しい思いをしたり、家の中で怪我をしたりする可能性もあります。
子犬の留守番トレーニングはいつから始めるのか、トレーニングの方法についても紹介していきます。
子犬の留守番はいつから⁉安全に過ごす方法も紹介


子犬はいつから留守番できるようになるの?
子犬がいつから留守番できるようになるのかは、とても気になるところですよね。
子犬は授乳期を終えた生後3か月以降であれば、留守番が可能になると言われています。
どの子犬も生後3ヶ月を過ぎれば留守番ができるという訳ではなく、上手に留守番をするためのトレーニングが必要なんです。
子犬の留守番では、飼い主と離れることで起こる分離不安や、家にあるもので怪我をしてしまうなどのリスクを伴います。
そんな危険な状況にならないためにも、子犬の時期からの留守番トレーニングが必要なんです。
子犬の成長に合わせた留守番の時間や、留守番するときの注意点を紹介していきます。
子犬の留守番ができる時間は月齢によって違う
子犬は生後3ヶ月から留守番が可能になりますが、月齢によって留守番できる時間が違うんです。

生後3ヶ月の子犬だとどのくらいの留守番ができるの?
生後3~5ヶ月の子犬の留守番は、短時間にしておくことをおすすめします。
留守番できる時間の目安として、月齢の数字と同じ数と言われています。
生後3ヶ月の子犬であれば3時間、生後5ヶ月の子犬であれば5時間ということになります。
スーパーへ買い物に行く、外で洗濯物を干すなど短時間であれば家で留守番できますね。
子犬は消化器官が未発達であるため、1日3~4回に分けて食事を与える必要があります。
ある程度成長した犬であれば、留守番の時は多めに食事を置いておくという方法もあります。
しかし子犬の場合は、自身が食べることができる食事の量を把握することができず、食べすぎてしまって嘔吐や下痢を起こしてしまうことがあるんです。
成長に伴い、食事回数は減ってきます。留守番中も食事を置いておけば、自身で食べることができるので留守番ができる時間も長くなっていくんですね。

仕事など長時間の留守番はいつからできるようになるの?
子犬の性格や発育状況にもよりますが、5時間以上の留守番は生後6ヶ月以降にすることが推奨されています。
仕事の場合は8時間以上、家を不在にすることになりますよね。
生後3ヶ月を過ぎたところで短時間から留守番の練習を始めていけば、子犬の成長とともに仕事の間も留守番することができます。
仕事から疲れて帰ってきて愛犬が出迎えてくれたら幸せな気持ちになりますね。
子犬が安全に留守番するための注意点
子犬が留守番するには、安全に過ごすことができるような環境を整えることが必要です。
家で留守番する子犬が安全に過ごすためには、どのような準備が必要なのでしょうか。
安全に過ごすための準備について3つ紹介します。
- 留守番中に過ごすゲージの設置
子犬にとって家の中は危険でいっぱいです。家に置かれているものを飲み込んでしまったり、大きなものが倒れてしまったりする可能性もあります。
成長した犬であれば、家のリビングで放し飼いという場合も多いようですが、子犬であればゲージの中で留守番するのが安全です。
- 水や食事の設置
留守番中も水や食事がいつでも食べることができるようにする必要があります。
とくに水はお皿をひっくり返してこぼれてしまう可能性もあります。お皿に入れておく場合には、数か所にお水を設置しておきましょう。
また、犬の水飲み器というものも販売されています。
水飲み器であれば、お皿をひっくり返してお水がなくなる心配はありません。
水飲み器で上手に水を飲む練習は必要にはなりますが、留守番までに練習しておくことで留守番中も安心できますね。
- 危険なものを取り除く
ゲージの中で留守番していても、子犬が上手にゲージから出てしまうことがあるんです。
好奇心旺盛な子犬はどんなものにも興味を示します。
防虫剤や小さな置物などを子犬が口に入れて危険な状況になってしまうことがあるんです。
留守番中の子犬が安全に過ごすためにも、口に入れて危険なものは子犬の届かないところに避けておきましょう。
また、冬や夏などは室温にも注意が必要です。まだ体の弱い子犬なので過ごしやすい温度に調整してあげることが大切です。
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留守番する子犬は分離不安による症状が出ることがある
子犬が留守番をする場合に注意しなければならないのは分離不安です。
子犬も人間と同じように感情があります。ずっと一緒に過ごしてきた飼い主と、突然長時間離れ離れになると不安になりますよね。

分離不安ってどんな症状があるの?
分離不安の症状は子犬によって様々ですが、多く見られるのはこの4つの症状と言われています。
- 破壊行動
- 粗相をしてしまう
- 吠える
- 食事を食べる量が減る
留守番のトレーニング中はこれらの症状がないかよく見ておく必要があります。
留守番ができるようになってくれると、飼い主としてもありがたいですよね。
しかし、留守番することで大切な子犬が悲しい思いをするのではと不安になりますよね。
分離不安の症状を起こすことなく留守番するためには、子犬のうちからトレーニングをしておく必要があるんです。
どのようなトレーニングが必要になるのでしょうか。子犬の留守番トレーニングについて説明していきます。
子犬の留守番トレーニングは自宅で簡単にできる‼

子犬の留守番は生後3ヶ月以降と説明してきましたが、留守番のトレーニングは2ヶ月ごろより始めることができます。
子犬の留守番トレーニングのなかでも、ゲージの中で短時間過ごすことや、お皿からご飯を食べることは簡単に始めることができるトレーニングです。
子犬が留守番できるようになるには、どのようなトレーニングが必要なのでしょうか。
子犬の留守番トレーニングの方法を3つ紹介していきますね。
短時間の留守番に慣れるトレーニング
留守番をしたことがない子犬が突然飼い主と離れてしまうと、このままずっと返ってこないのではと不安になってしまいます。
留守番の第一歩として、短い時間から飼い主と離れる練習をすることが大切なんです。
どのようにして、飼い主と離れる時間を作っていくのでしょうか。
- 子犬をゲージの中に入れる
- 子犬とは別の部屋に行き数分間離れる
- 同じ部屋に戻ったら褒めてゲージから出してあげる
この方法で少しずつ飼い主と離れる時間を長くしていきます。
子犬は飼い主が見えない環境で不安になりますが、必ず帰ってくることや待っていたら褒めてもらえることが分かると不安なく待つことができるんです。
その気持ちが安心して留守番をすることに繋がっていくんですね。
子犬の留守番トレーニングでは失敗しても叱らないことが大切なんです。楽しくトレーニングすることが上達の近道になります。
恐怖を与えるようなトレーニングでは、子犬が留守番を余計に嫌がるようになってしまいます。
飼い主と離れて待つことができて褒められたという成功体験を積み重ねることが大切なんです。子犬も人間も褒められて嬉しい気持ちは一緒なんですね。
子犬だけで遊ぶことに慣れるトレーニング
飼い主がボールを投げてとりにいったり、撫でてもらったりと、飼い主と関わりながら遊ぶ犬を見たことがありますよね。
留守番になると、遊んでくれる飼い主はいません。留守番中も遊ぶことができるように、ひとり遊びの練習をすることが大切なんです。
ひとり遊びは、子犬の成長や健康のためにも欠かせないものです。
飼い主との散歩も運動として大切にはなりますが、おもちゃを使った運動も効果的です。
そして、おもちゃの安全な使い方を覚えるためにも、飼い主が見ている環境の中でおもちゃを使ったひとり遊びの習慣をつけておきましょう。
食事とトイレのトレーニング
飼い主の手に乗った食べ物を子犬が食べるのは、とても可愛い姿ですよね。
しかし、留守番中は子犬自身で食べ物を食べなければならないため、お皿から水やドックフードを食べる練習も必要です。
トイレも所定の場所でできるようにならないといけません。
留守番の間に家中のいたるところで子犬が排泄をしてしまうと、大変なことになってしまいますよね。
これらのことから、食事や排泄動作が子犬自身でできるようになることが大切と分かりますね。
生後3ヶ月の子犬はまだ食事も排泄も間隔が短いです。
食事や排泄のしつけには時間がかかります。留守番ができるよに早めから練習する必要があります。
子犬の留守番にはおもちゃが必要‼おすすめ商品を紹介

留守番中の子犬が寂しい思いをせず過ごすためには、犬用のおもちゃを用意することをおすすめします。
おもちゃで遊んで過ごすことで、寂しい気持ちが和らぐだけではなく、健康や成長にもよい影響を与えてくれるんです。
子犬が留守番中に安全におもちゃで遊ぶことができるように、その子犬に合ったおもちゃを選ぶ必要があります。
どのようなおもちゃを選ぶとよいのでしょうか。おもちゃの選び方とおすすめのおもちゃを紹介します。
犬用のおもちゃの選び方のポイントはこれ
留守番中の子犬が使うおもちゃは楽しく安全に使用できるものがいいですよね。
子犬が安全におもちゃを使用できるための、おもちゃの選び方のポイントを紹介します。
- 犬用のおもちゃを選ぶ
- 大型犬用や小型犬用など種類
- 犬の年齢に合ったおもちゃ
- 素材の安全性
犬はおもちゃを噛んだり舐めたりして使用することが多いです。口に入れても大丈夫な素材でできているかも気になるところですね。
大型犬に小さなおもちゃを使って食べてしまった、小型犬が大きいおもちゃを使って怪我をしてしまうなど、トラブルが発生する可能性もあります。
安全に使用できて、子犬にとっても良い効果のあるおもちゃがあるので紹介していきます。
留守番中に遊べるおもちゃのおすすめ3選
子犬が寂しい思いをしないように、留守番にはおもちゃが必要になります。
安全で楽しく遊ぶことができて、成長や子犬の健康にも考えて作られたおもちゃがあります。
中でも人気のおもちゃ3つを紹介してきますね。
- ペット用の音の出るおもちゃ

このおもちゃはカラフルな卵型をしていて、6個セットで販売されています。
犬種:子犬~中型犬におすすめ
形状:卵型
素材:天然ゴム
サイズ:4.4㎝×5.8㎝、20g
このおもちゃは、犬がかむ度に「ピューピュー」音がなります。
天然ラテックスで作られています。噛んで遊ぶおもちゃなので、素材にもこだわって作られているところが安心なポイントですよね。
表面にある凹凸が、犬の歯茎をマッサージしてくれるため、歯を綺麗にしてくれるんです。
音がなるおもちゃなので、子犬も楽しみながら遊ぶことができそうですね。
噛んで遊ぶおもちゃがあることで、スリッパや家具などを留守番中の犬が噛んで壊してしまうというトラブルも予防することができます。
- TEMLUM 犬用ロープのおもちゃ

形や大きさの違う4種類のロープのおもちゃです。
犬種:中型犬におすすめ
形状:ロープ
素材:100%の天然綿
様々な形のロープの4点セットです。噛んだり、前足でロープを抑えて引っ張ったりと様々な遊び方ができます。
100%の天然綿素材でできているため、子犬が噛んで遊ぶには安心ですね。
綿素材なので洗うこともできます。子犬を育てる時には、清潔なもので遊んでほしいと思いますよね。
このロープであれば柔らかいので、怪我をする心配もありませんし、家具や床を傷つける心配もありません。
子犬にとっても飼い主にとっても優しいおもちゃなので、みんなが安心して使うことができますね。
- ドギーマンハヤシ 考えて遊ぶ! 学びのたまご

おもちゃの中におやつを入れて、転がすことでお菓子が出てくる仕組みになっています。
犬種:どの犬種にも対応可能
素材:合成ゴム、ポリプロピレン
サイズ:縦8.5㎝×横8.3㎝×高さ8.5㎝ 70g
犬の知育おもちゃとして人気で、お菓子を出す難易度が4段階に調節できるようになっているので、子犬から使うことができます。
もちろん、お菓子を入れないで転がして遊ぶこともできます。
おもちゃを分解してパーツ毎に水洗いができるので、いつでも清潔な状態で使用することができます。
一生懸命おやつを出そうと頑張っている可愛い子犬の姿を想像するだけで、幸せな気持ちになりますね。
まとめ

- 生後3ヶ月以降の子犬はトレーニングすれば、留守番ができるようになる
- 留守番を始めた子犬は、破壊行動を起こしたり吠えたりするなど、分離不安の症状がみられることがある
- 子犬の留守番は飼い主と数分離れるところから開始して、少しずつ飼い主と離れる時間を延ばしていく
- 子犬の留守番トレーニングは、飼い主と離れてゲージの中で過ごし、ひとりで食事と排泄ができるようになるところから始める
- 子犬のおもちゃは犬種や年齢、素材の安全性をみて決める必要がある
- 音の出るおもちゃは音がなるため子犬が興味を示して遊び運動を促すことができる
- ロープのおもちゃは100%の天然綿でできいるため柔らかく、子犬に優しい素材となっている
- ドギーマンハヤシの考えて遊ぶ!学びのたまごは、中からおやつが出てくるため、遊びながらおやつを食べることができる
子犬の留守番はいつからできるのか不安に思いますよね。子犬の留守番は3ヶ月から可能ですが、長時間の留守番にはトレーニングが必要です。
いつから留守番をさせたいのか決めておくことで、いつから留守番トレーニングを開始するのか明確にすることができます。
留守番トレーニングは自宅で簡単に始めることができます。少しずつトレーニングを重ねることで、飼い主も子犬も安心して留守番できるといいですね。
留守番中にも子犬の発育を促すことができるようなおもちゃも販売されています。
子犬が安全に楽しく留守番することができるといいですね。
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