らっきょうの食べ過ぎで腹痛になる!?理由や一日の適量について解説!

食品

カレーライスのお供といえば福神漬けと「らっきょう」ですね。

らっきょうはシャキシャキした食感と独特の辛味や風味が人気で、ついつい食べ過ぎてしまうことはありませんか?

らっきょうは栄養豊富で、高血圧や疲労回復、ダイエットにも良いとされる優秀な野菜です。

それほど体に良い野菜なら、食べ過ぎても特に問題ないのではないかなと思っていましたが、実はそうではないんです。

「らっきょう」を食べ過ぎると、腹痛や下痢、頭痛や鼻血が出たりすることがあると言われてます。

そこでこの記事では、「らっきょう」の食べ過ぎで腹痛や下痢など、どうしてそのような影響があるのかをまとめてみました。

食べ過ぎた時の臭い対策や一日の「らっきょう」の適量についてもご紹介しますね!

 

 

らっきょうの食べ過ぎで腹痛や下痢になるの?

らっきょうの食べ過ぎで、腹痛や下痢になることは珍しくありません。

個人差もありますし、その時の体調が影響することもありますが、らっきょうを食べ過ぎると腹痛や下痢を起こしやすいと言われています。

実際に調べてみると「夕食に食べ過ぎてしまって夜中に腹痛で目が覚めてしまった」というような報告もあります。

らっきょうは別名「薤白(がいはく)」とも呼ばれ、狭心症や胃の不快感、下痢の改善などに良いとされ生薬として処方されています。

生薬として処方されるほど強い作用があるんですね。

ですので、らっきょうの食べ過ぎで強い作用がもたらされ、その結果腹痛や下痢などの他にもさまざまな影響があるようです。

 

らっきょうを食べ過ぎて腹痛や下痢になる理由は?

らっきょうを食べ過ぎて腹痛や胃痛になる理由の一つは、らっきょうが食物繊維の豊富な野菜だからです。

実はらっきょうは、野菜の中でもトップクラスで食物繊維が多いとされる野菜なんです。

らっきょうに含まれる食物繊維は、100gあたり21g含まれており、ごぼうと比較するとその量なんと3.5倍!!

そのうちの9割が「フルクタン」と呼ばれる水溶性食物繊維です。

「フルクタン」を多く含む野菜は他にも、ごぼうやニンニク、わけぎなどがあります。

野菜に含まれる食物繊維は不溶性のものが多いのですが、水溶性の食物繊維は珍しく、さまざまな働きがあります。

水溶性食物繊維の働き
  • 便秘の解消
  • 血糖値の急激な上昇を抑える
  • コレステロールの吸収を抑える
  • 腸内の乳酸菌を増やす

普通に食べる分には何も心配することはありません。

しかし過剰に摂り過ぎてしまうとお腹の調子が悪くなって腹痛や胃痛、下痢になることもあります。

ですので、らっきょうの1日の適量を知った上で、あなたの食生活に上手く活かしていただきたいと思います。

 

らっきょうは一日に何粒まで食べて良い?

らっきょうの一日の適量は、毎日食べる場合は3〜4粒が適量です。

らっきょうは1粒あたり、少し小ぶりなもので3~6g、大きいものだと10gほどの重さです。

大体40gを上限に考えると、小さめなものは最大6粒ぐらいまでになる計算です。

体調があまり良くない時などは、少し量を少なめにして召し上がって下さいね。

 

 

らっきょうの食べ過ぎで頭痛になるかも!?

らっきょうの食べ過ぎで頭痛が起きる原因は、硫化アリルの影響です。

私は経験したことがありませんですが、らっきょうを食べ過ぎると頭が痛くなることがあるようです。

その原因物質とされているのが、らっきょうの辛味や匂いの元となる硫化アリルです。

硫化アリルを多く含む野菜は他にもニンニク、玉ねぎ、長ネギ、にら、エシャロットなどがあります。

硫化アリルは、血液をサラサラにしたり、消化液の分泌を高めて食欲を促進したり、ビタミンB₁の吸収を高めるなど疲労回復に良いとされています。

らっきょうを食べ過ぎて頭痛になるのは、サラサラになった血液が流れようと収縮した血管が広がって血流が増すことで、その周囲の神経が刺激されるからです。

これはらっきょうに限らず、ネギなど昔から風邪を引いた時に体を温めるとされる食材でも、同じようなことがあります。

確かに片頭痛の時は、痛いところを冷やすと痛みがやわらぐって言いますよね。

また、一説には硫化アリルが目や鼻を刺激するため頭痛になるとも言われています。

玉ネギを切ると目がしみるのは、玉ねぎを切った瞬間に硫化アリルが空気中に放出され、目や鼻を刺激するからなんです。

涙が出るくらいなら大したことはありませんが、人によってはその刺激が原因で頭痛になることもあるようです。

 

らっきょうの食べ過ぎで鼻血が出ることも

らっきょうに含まれる硫化アリルを過剰に摂取すると、鼻血や歯茎から出血しやすくなります。

ピーナッツやチョコレートを食べ過ぎると鼻血が出るという話は有名ですね。

他にも興奮すると鼻血が出るというのもありますが、実はいずれも医学的根拠はないそうです。

ですが「らっきょう」に含まれる硫化アリルは強い殺菌作用があるため、過剰に摂取すると鼻粘膜を刺激し、出血すると止まりにくくなることが分かっています。

らっきょうの食べ過ぎで鼻血が出るなんて、私にはにわかには信じられなかったんですが、そういえば思い当たることがありました。

私の友人にらっきょうではないですが、ネギ類を食べると必ず下血するという体質の持ち主がいたんです。

犬や猫はネギ類を与えると下血や中毒を起こすので絶対に食べせてはダメ!というのは良く知られた話です。

どうやら人間でも、体質的にネギ類が合わないということがあるようですので、身に覚えがある場合は食べ過ぎないように注意する必要がありますね。

 

 

らっきょうを食べ過ぎた後のおならの臭い対策4選!

らっきょうを食べ過ぎた後のおならや口臭対策には、緑茶やりんごを皮ごと食べるのがおすすめです。

特有の辛味と風味が特徴のらっきょうですが、健康効果が多く、さらに料理の味を引き立ててくれる野菜ですよね。

一方で、どうしても食べ過ぎて気になるのがおならの臭いや食後の口臭ではないでしょうか?

厄介なことに、食後の口臭は歯磨きやマウスウォッシュをしてもなかなか消えることがありません。

というのも、臭いの元となる硫酸アリルが、食べた直後に臭う「口臭」と、体内に吸収された後に臭いを発生させる「おなら」の2つのパターンで臭いを発生させるからです。

思い返せばネギの多い料理を食べたりすると、翌日も口臭がなんだかネギ臭いなと思うことがあったんですが、どうやらそれは硫酸アリルが原因なんですね。

臭いの持続時間は食べた量や体質によってまちまちのようなので、即効性を求めるのであればこれからご紹介する臭い消しに有効な方法を試していただきたいと思います。

 

食事中や食後に緑茶や烏龍茶を飲む

緑茶や烏龍茶など、らっきょうを食べている最中や食後などに飲むと臭い対策に効果的です。

緑茶に含まれるカテキンには、殺菌作用、消臭効果があるとされています。

カテキンの濃度が高ければ高いほど消臭効果が期待できますので、そういうものを選んで飲んでいたくだくと臭い対策には良いですよ。

 

皮つきりんごやリンゴジュースを摂取する

ニンニクの臭い対策でもポピュラーなりんごは、らっきょうの臭い対策にも役立ちます。

りんごに含まれるポリフェノールが、硫化アリルの臭いを抑えてくれるのですが、特に皮の部分に多く含まれています。

ですのでりんごは皮ごと食べていただきたいのですが、外出先などでなかなか難しい時はリンゴジュースを試してみてください。できれば果汁100%に近いものがおすすめです。

りんごがもし苦手な場合は、レモン果汁やブルーベリー、キウイ、バジル・ミント類等も同様の効果が期待できるのでおすすめですよ。

 

食後すぐにコーヒーや紅茶を飲む

コーヒーや紅茶もらっきょうの臭い対策には有効です。

コーヒーに含まれるタンニンは、ポリフェノールの一種でカテキンと同様の働きがあります。

できれば食後すぐ、らっきょうが胃の中で消化吸収される前に飲んでいただくのがベストですね。

 

食前と食後にコップ1杯の牛乳や豆乳を飲む

牛乳や豆乳はニンニク料理を食べる前に良いとされる食品です。

ニンニクと同じく硫化アリルを含むらっきょうにも、牛乳や豆乳は臭い対策に役立つと思われます。

飲む量やタイミングは、食前食後に100〜200ml飲むだけですので非常にお手軽です。

他にも水分をしっかり補給したり、運動をしたり入浴でしっかり汗をかくなどして老廃物と一緒に臭い成分を体外に排出すると翌日に臭いが残りにくいとされています。

1つの方法だけでなく併用することで、より臭い対策が完璧になりますので試してみてくださいね!

 

 

らっきょうを美味しく食べるおすすめレシピ3選

らっきょうは健康や美容に良いとはいえ、食べ過ぎは体にさまざまなデメリットがあることをここまでご紹介しました。

しかしらっきょうを加熱することで、硫化アリルは刺激が弱くなり、フルクタンは糖に分解され「甘み」が増し、私たちの食生活を豊かにしてくれます。

そこでここからは美味しいらっきょうのおすすめレシピをご紹介したいと思います。

 

焼きらっきょう

アルミホイルで包んでオーブントースターで焼くだけの超お手軽料理です。

材料(2人分):生らっきょう(5〜6個)

  1. 生らっきょうは根と芽の部分を少し切り落として、薄皮をむいておく
  2. らっきょうをアルミホイルで包み、オーブントースターで約15分ほど焦げないように様子を見ながら焼く
  3. 中心まで火が通ったら、ホイルを開けて3分ほど焼き色をつける
  4. お味噌やお好みの調理料で召し上がってください

らっきょうを焼くと、ニンニクと同じようにホクホクした食感になります。

 

らっきょうの天ぷら

中はホクホクで百合根のような甘さが特徴のお手軽天ぷらです。

材料(2名分):生らっきょう(10個)、小麦粉(少々)、天ぷら液(適量)

  1. なるべく大きめのらっきょうを選び、根と芽の部分を少し切り落として薄皮をむいておく
  2. ビニール袋などを使い、らっきょう全体に小麦粉をまぶす
  3. 天ぷら液をつけて中まで火が通るようにしっかり揚げる
  4. お好みで天つゆやお塩で召し上がってください

外はサクッと中はホクホクと、お酒のおつまみに揚げたてを是非食べていただきたいです。

 

らっきょうチャーハン

らっきょうが苦手な方でも美味しく食べられる超お手軽なレシピです

材料(2名分):ご飯(お茶碗2〜3杯)、らっきょう漬け(6粒)、ネギ(1/2本)、ハム(4〜5枚)、塩・胡椒(適量)、醤油(適量)、サラダ油(適量)

  1. ハム、ネギをお好みの大きさに細かく切り、らっきょうはみじん切りにしておく
  2. フライパンを熱し、サラダ油を入れてハム、らっきょうを炒める
  3. ご飯を入れたら塩・胡椒で味を整え、ネギを入れる
  4. 全体が混ざったところで醤油を鍋肌に掛け、全体に馴染ませる

ハム、ネギ、らっきょうの3つで十分美味しいですが、お好みで卵など入れていただくと見た目も華やかになります。

 

 

まとめ

  • らっきょうは食物繊維の王様で、食べ過ぎると腹痛や下痢を起こしやすい
  • らっきょうの一日の摂取量は3〜4粒程度
  • らっきょうに含まれる硫酸アリルの強い殺菌力の影響で、頭痛や鼻血が出ることも
  • らっきょうを食べ過ぎた後の臭い対策は、緑茶、皮付きりんご、コーヒーなどがおすすめ
  • らっきょうは加熱調理すると、甘みがまし、体への影響が緩やかになる

美容や健康に良いとされるらっきょうは、食べ過ぎると私たちの体にさまざまなデメリットを及ぼします。

ですが食べる量や調理法を工夫して取り入れていけば、私たちの生活に欠かせない最強の野菜になります。

ぜひ「らっきょう」をあなたの健康と美容に役立てて欲しいと思います!

 

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