急速に進むキャッシュレス化のなか、日本で1番利用者数が多いキャッシュレスサービスがPayPayです。
最近ではお小遣いをキャッシュレスにする家庭も増えてきています。
子供にPayPayを使わせたいんですが、何歳から使えるんでしょうか?
子供にPayPayを使わせる際には、年齢制限はあるのか、また子供も安全に使えるのかどうかが気になりますよね。
結論からお伝えすると、PayPayの登録は何歳からでもOK、しかも子供も安全に使えるうれしいポイントがたくさんあるんです。
ただし、使い方によってはお金の使い過ぎやアカウントの利用停止などの危険もあるため注意が必要です。
今回はPayPayが何歳から使えるか、また子供がPayPayを使うメリットや注意点などを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください♪
PayPayは何歳からでも作れる!年齢制限はナシ
子供にPayPayを使わせる場合、まず何歳からアカウントが作れるのかが気になるところですよね。
実は、PayPayの登録には年齢制限がありません。
PayPayアカウントは何歳からでも作れるんです。
PayPayは年齢制限ナシで作れる
PayPay残高の利用規約に次の一文があります。
第1条 適用範囲等
2. 利用者が未成年である場合、利用者は、法定代理人の同意を得た上で、PayPay残高を利用するものとします。
引用 PayPay残高利用規約
法定代理人とはこの場合、親権者や後見人のことです。
つまり、親の許可を得ていれば未成年でもPayPayアカウントを作れるということですね。
スマホを持っているのであれば、何歳からでもPayPayを使うことができます。
スマホの操作や管理ができるようになったら、PayPayの登録を検討してもいいのではないでしょうか。
17歳未満はボーナスがもらえないこともある
PayPayの登録は何歳からでもOKですが、キャンペーンの条件によっては残念ながら年齢制限がある場合もあるんです。
特定のペイペイジャンボキャンペーンでは、17歳以上でなければボーナスをもらえない場合があるので注意しましょう。
詳しい条件は各キャンペーンページからチェックできますよ。
PayPayは何歳からでも使えて未成年でも安全?
お小遣いのキャッシュレス化に興味がありますが、何歳から安全に使えるんでしょうか?
子供が小さいうちは、お金を使い過ぎないか、また何にお金を使ったかが気になります。
やはり何歳からPayPayを使わせるかどうかが1番の悩みどころですよね。
このあと詳しく説明していきますが、PayPayは小学生など未成年者でも安全に使える安心ポイントがたくさんあるんです。
ただ、それぞれのお子さんの性格や生活にもよる部分ももちろん大きいため、一概に何歳からなら安全!とはいえません。
次では子供にPayPayを使わせるメリット、デメリットをご紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしていただければと思います♪
子供にPayPayを使わせるメリット
小学生など子供が小さいうちからPayPayを使わせるのは少し不安…というあなたに見ていただきたいのがこちら。
未成年の子供にPayPayを使わせることのメリットをまとめてみました。
心配していた内容についてはほぼクリアできそうですね。
クレジットカードや銀行口座と紐付けなくても、親からの送金やコンビニATMなどからのチャージでPayPayを使用できるので安心です。
お金の使い過ぎを防げて、さらに使い道も確認できるのは、子供にPayPayを使わせる上でとても大きなメリットだと思います。
また、親としては遊びに行った子供に「帰りにおつかいお願い!」と気付いたときにすぐ頼めるのはとっても助かります(笑)
子供にPayPayを使わせるデメリット
メリットがたくさんあるのは分かりましたが、逆にデメリットはありますか?
子供にPayPayを使わせるデメリットとして考えられることは以下の通りです。
駄菓子屋などの小売店やファミレスなど、未成年者もよく利用するようなお店なども含め、PayPayに対応していない店舗は多くあります。
そのため結局は子供にPayPayだけでなく、現金も持たせておく必要がありそうです。
現段階ではまだお小遣いをPayPayだけで済ませるのは少し難しそうですね…。
また、PayPayのチャージ方法のひとつとして、ソフトバンクやワイモバイル、LINEMOのキャリア決済があります。
PayPayアプリから連携することができるので、親が知らないうちに連携して好きなだけチャージできるようになっていた、ということもあるようです。
これでは親からの送金によるお金の使い過ぎ防止のメリットがなくなってしまいますよね。
親の知らないうちに好きなだけチャージしていたなんて、考えただけでゾッとします…。
安全に使うために、この場合はキャリア決済の利用可能額を下げる、使いすぎ防止のパスワードを設定するなどの対応が必要になるので注意しましょう。
親のアカウント共有は危険
PayPayアカウントは、ひとつのアカウントに対して複数の端末でログインすることが可能です。
それなら親のアカウントを共有すれば登録の手間もなくて楽ですね!
たしかに親のアカウントを共有できればその分ボーナスも貯まって理想的かもしれません。
しかし、実はPayPayアカウントを共有することは禁止されています。
こちらはPayPayの利用規約の一部です。
第8条 PayPay残高アカウントの利用にあたっての禁止事項
(8)ほかの利用者のPayPay残高アカウントを使用してサービスを利用する行為
引用 PayPay残高利用規約
このように、アカウント共有は利用規約ではっきりと禁止事項として書かれています。
アカウント登録をした本人以外が利用すると、利用停止となる恐れがあるということですね。
はじめにお伝えした通り、PayPayの登録は何歳からでもできます。
ぜひお子さんのアカウントを登録して、利用するようにしましょう。
PayPayは何歳かによってチャージ方法を選ぼう
未成年のPayPay残高をチャージするには、次の3つの方法があります。
- 親のPayPayアカウントから送金
- 銀行ATMから現金でチャージ
- PayPay銀行からチャージ
個人的には、お子さんが何歳なのかによってチャージ方法を選ぶのがおすすめです。
ここからは実際に何歳から、どうチャージ方法を使い分けるかをご説明していきます。
お子さんが何歳かを目安に、それぞれのお子さんの様子に合わせてチャージ方法を選びましょう。
中学生までは送金でのチャージで使いすぎを防止
中学生までのお子さんには、必要金額を親のPayPayアカウントからの送金でチャージするのがおすすめです。
親から必要金額のみを送金することでお金の使い過ぎを防ぐことができますよ。
ただし、お子さんが利用する店舗の中にはPayPay非対応の店舗も多く、現金も持たせておく必要があると思います。
お小遣いは現金で、おつかいなどのときにPayPayを送金でチャージして使わせるというのが現実的ではないでしょうか。
お子さんがよく利用するお店がPayPay対応店舗ばかりであれば、お小遣いをすべてPayPayにチャージしてもよいと思います。
その場合はお小遣い用に毎回現金を用意しなくていいので楽ですね♪
15歳以上はPayPay銀行でお金を管理
高校生からは、お小遣いをPayPay銀行に入金してPayPayにチャージするのもおすすめです。
PayPay銀行では手数料無料でPayPayのチャージができます。
PayPay銀行は15歳以上で口座開設できますよ。
また、銀行口座をPayPayに登録しておくことで、PayPay残高を現金として払い出すこともできるんです。
PayPay残高を払い出す際の注意点としては、手続きをしてすぐに現金化できるのではなく、時間がかかるということが挙げられます。
現金にする必要がある場合には、あらかじめ余裕を持って手続きをしましょう。
PayPay銀行の残高はアプリで確認できるので、キャッシュレスでも現金でも自分で見通しを持ってお金を使う体験ができるのがおすすめポイントです♪
まとめ
- PayPayの登録は何歳からでもできる
- 17歳未満はPayPayボーナスをもらえない場合もある
- PayPayは必要な金額だけ送金したり、購入履歴を確認したりできるため、お金の使いすぎを防止できて何歳からでも安全に使える
- PayPay非対応の店舗もあるため、現金の用意も必要
- ひとつのPayPayアカウントを親子で共有すると利用停止の恐れあり
- 親からの送金や銀行ATMからのチャージなど、年齢によってチャージ方法を変えることでお金を管理する練習にもなる
私も小さいうちからキャッシュレスなんて使って大丈夫?と不安に思っていましたが、PayPayは何歳からでも安全に使えるポイントがたくさんありました。
お金の紛失リスクや使い道への不安を考えると、子供が小さいうちは現金を持たせるよりもかえって安心かもしれません。
それぞれのお子さんの年齢や性格、生活に合った使い方を見つけられるといいですね♪
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