一人暮らしをするから新しく買いたい!でも、冷蔵庫ってどうやって選べばいいの?相場はどのくらい?
はじめての一人暮らしはわからないことだらけですよね。
ここでは、失敗しない一人暮らしに適している冷蔵庫の相場や選び方をご紹介!
大きさやメーカー、価格も様々な冷蔵庫。「相場もわからないし、家電量販店の広告で見た特売の冷蔵庫でいっか!」なんて簡単に決めてはいけません。
引っ越し当日に届いた冷蔵庫が、大きくて部屋に入らない!冷蔵庫のドアを開けたら、見開きが壁側になってしまった!なんてことになってしまいます。
こういった失敗をしない為、冷蔵庫を選ぶにあたって大切なことを頭にいれておきましょう。
値段相場と冷蔵庫選びで重要なポイントと詳しくまとめてみました。
一人暮らし向け冷蔵庫の値段相場
大きさによって、どのくらいの値段がするものかわからない方もいるでしょう。
相場を知っておけば、予算も決めやすくなります。そこで相場を調べてみました。
容量 | 相場 |
50L~100L | ¥10,000~¥20,000 |
100L~150L | ¥20,000~¥40,000 |
150L~300L 2ドア | ¥30,000~¥50,000 |
200L~300L 3ドア | ¥50,000~¥90,000 |
一人暮らし向けの冷蔵庫は大体130L~200Lのことを指す場合が多いので20,000円から50,000円を予算として考えておくとよさそうですね!
80L前後では相場は、1ドアが15,000円から、2ドアなら18,000円からとなっています。
また、200L以上の大きいサイズだと、2ドア33,000円から、3ドア53,000円からと大きく差が出ます。
同じサイズでも、付いている機能や冷蔵庫の材質の違いなどで金額が大きく変わるようです。
100L以下の小さいサイズのうち、霜取り機能が付いていないものの相場は安くなっています。
大体の相場が分かったところで、大きさの目安について詳しく見て行きましょう!
一人暮らし向け冷蔵庫は何リットル?
一人暮らし向けの冷蔵庫とは、大体130L~200Lのことを指す場合が多いですが、リットルと言われても、いまいちピンときませんよね?
そこで、50~100L、100~150L、200~300Lの容量別に用途を見ていきましょう。
➔ 50L~100L
外食が中心で、飲み物を冷やすだけの容量があればいいというあなたは、50L〜100Lで1ドアの冷蔵庫でも十分です。
50L以下がよくホテルや旅館の部屋にあるタイプです。冷凍室は小さく、製氷ができる程度のものがほとんどです。
➔ 100L~150L
自炊はあまりしないけど飲み物をたくさん入れておきたい、冷凍食品を買い置きしたい、というあなたは冷蔵・冷凍の2ドアある100L〜150Lがおすすめです。
このサイズの冷蔵庫は、上に電子レンジを置いてあるのをよく見ますね。
ちなみに電子レンジを置く場合は、耐熱天板の冷蔵庫を選んでくださいね。
冷凍庫を広く使いたいなら、上のドアが冷凍庫になっているタイプより、下に引き出しタイプで冷凍庫が付いているものがおすすめ。
➔ 200L~300L
よく自炊をするあなたは、野菜室が付いている200L〜300Lの3ドアがいいでしょう。
タッパーやボウル、お鍋を入れるなら、このくらいの容量は欲しいですね。
あとは調味料。これが意外と場所をとるので考慮しておくといいでしょう。
でも結局、用途がわからないから容量が決められない!
はじめて一人暮らしするなら、まだ自炊するかもわからないのが当然です。
悩んでいるなら最初は2ドアの130〜150Lのものがおすすめです。
というのも、私の経験ですが・・・1Kの部屋で一人暮らしをしていた頃、ずっと135L冷蔵庫を使っていました。
途中から自炊をするようになり、冷蔵庫が少し小さく感じてきました。
ですが、冷蔵庫に合わせて買い物頻度が自然と変わっていったので、冷凍・冷蔵の2ドアで不便に感じることはありませんでした。
キッチンが広いなら、もう少し大きいサイズでもいいと思います。
安く抑えるなら中古品も選択肢に!
中古品は100L以上でも¥10,000から購入できるものもあり、状態によって相場に差が出ますが、出費を抑えたい場合はおすすめです。
デメリットとしては、故障した場合の保証が短かったり、切れているなどの不安要素がある点ですね。
中古で購入するなら、年式5年以内が性能面ではいいでしょう。
一人暮らし向け冷蔵庫のサイズは?
容量が決まったら、次は一人暮らしのお部屋にあったサイズを選びましょう。
冷蔵庫の置き場所はコンセントがあるので大体決まっています。
そこにピッタリサイズではなく、冷蔵庫に必要な放熱スペース【上5cm〜30cm、横0.5cm〜3cm、うしろ0cm〜6cm】を空けて置きます。
よって、放熱スペースが確保できるサイズで選ばなくてはいけません。
同じ容量でも幅や奥行きはものによって違うので注意してください。
奥行きが大きすぎて通路がせまくなった!なんてこともあります。
見落としがちなのが、玄関や部屋の廊下の幅や、玄関を入ってすぐ曲がり角がある部屋などです。
一人暮らしの部屋は、廊下やドアの幅が狭い場合もよくありますよね。
私は今使っている230L位の冷蔵庫を搬入した際、玄関のドアポストと部屋のドアノブを工具で取り外すことになりました。
それでも壁ギリギリの幅でしたが、なんとか入れてもらいました。引っ越すときにまた傷つけずに運ぶのが大変です・・・
あなたはそんなことにならないよう、覚えておいてくださいね。
一人暮らしの場合、賃貸の部屋に住でいる場合も多いと思います。特に、搬入の際に壁を傷つける恐れのあるサイズは避けた方がいいと思います。
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一人暮らしのお部屋は冷蔵庫もおしゃれに!
一人暮らし向けの小さい冷蔵庫でも、最近はおしゃれなデザインのものが多くあります。
せっかく一人暮らしを始めたなら、自分の納得いくインテリアにしたいですよね!
レトロなデザインやインテリアに合うようなカラーもあるので、好みのデザインで選ぶのもありです。
見た目を重視するなら、鏡面ガラスのドアなど高級デザインもいいですね。
圧倒的おしゃれな冷蔵庫はこちら!ロイヤルというメーカーの冷蔵庫で、お値段は150,000円位です。
こんなお部屋、憧れちゃいます!一人暮らしだからこそできるおしゃれもありますよね。
一人暮らし向け冷蔵庫は右開き左開きも重要
一人暮らし向け冷蔵庫を選ぶ際、サイズと合わせて見ておきたいのがドアの右開き左開きです。ドアのタイプには4種類あります。
- 右開き右側にドアが開く
- 左開き左側にドアが開く
- 両開き1枚のドアが左右どちらにも開く
- フレンチドア観音開き
フレンチドアのや両開きタイプは大きい冷蔵庫に多いので、一人暮らし向けの冷蔵庫なら右開きか左開きを考慮しておけばいいでしょう。
一人暮らし向けの1Kや1Rの部屋でキッチンが狭い場合、冷蔵庫置場のすぐ横にドアや壁があることが多いと思います。
左右どちらに開くのが使い勝手がいいか考慮しておかないと、失敗の原因になってしまいます。
どちらから開けても問題ないのなら、実際に触ってみて決めるのもいいでしょう。
右開きの冷蔵庫が多いようですが、左利きの方には左開きが使いやすいようです。
一人暮らし向け冷蔵庫の霜取り機能
霜取り機能は自動で霜を溶かしてくれる機能です。
初めて一人暮らし向け冷蔵庫を購入するなら知らない方が多いと思いますが、霜取り機能が付いていない冷凍庫だと、壁面に霜が付きます。
その霜を自分で取らないと、どんどん庫内が狭くなってしまいます。
自分で霜取りをするのは、冷凍庫内を傷つけてしまう恐れや、手間があるので、断然霜取り機能付き冷蔵庫がおすすめです。
一人暮らし向けの小さい冷蔵庫には霜取り不要なものもありますが、霜取り機能が付いていないものも多くあります。
130L以上の冷蔵庫にはこの機能が付いているものが主流だと思いますが、購入前に確認した方がいいでしょう。
霜取り機能付きの一人暮らし向け冷蔵庫の見分け方は、間冷式と書いてあるものを選ぶのがポイントです。
直冷式・・・霜取り機能なし
間冷式・・・霜取り機能あり
一人暮らし向け冷蔵庫の処分と買取相場
今現在一人暮らし中で新しい冷蔵庫が欲しいというあなたは、古い冷蔵庫の処分も気になりますよね。
古い冷蔵庫はリサイクル料金を払った上で購入時に引き取ってもらうか、地域の買取回収業者に依頼する、という方法があります。
一人暮らし向け冷蔵庫の処分・廃棄
冷蔵庫を買い替えたいけど、壊れて使えなくなった古い冷蔵庫はどうしたらいいの?
大型の家電を粗大ごみで出すことは出来ません。
そして、冷蔵庫を処分・廃棄するのには、リサイクル料金を払う必要があります。
170L以下と171L以上ではリサイクル料金が異なりますので容量を確認しましょう。
- 購入時に回収してもらう
家電量販店などで新しい冷蔵庫を購入する際に、回収してもらいましょう。
また、回収してもらうのに、収集・運搬料金がかかるので、確認しておきましょう。
- 地域の買取回収業者に頼む
購入時に回収してもらわない場合、運搬料金が無料の回収業者もあるので、そちらがおすすめ。広告やインターネットでも多く見かけます。
日程などは調整が必要ですが、かかるのはリサイクル料金のみです。
- まだ使える冷蔵庫は?
こちらも買取回収業者に依頼しましょう。
年式が古いと金額が付かない場合もありますが、その時はリサイクル料金を払ってそのまま回収してもらえばOK。
ちなみに、私も買い替え時に回収してもらわず、インターネットで見つけた無料買取回収の業者にお願いしました。
ただ、数日間は家に冷蔵庫が2台ある状態に・・・
まだ使える冷蔵庫だったので、僅かな希望をもっていたのですが、年式が古すぎてリサイクル料金を払って回収してもらいました。
「何でも買取」と書いてあっても、何でもは買い取ってくれません。
買取相場
メーカーや状態で変化しますが、5年以内の製品の中古だと買取してもらえることが多く、5年以上の型落ちは買取金額が付かない場合があります。
一人暮らし向けの小さい冷蔵庫ほど買取金額は安く、家族向けの大きい冷蔵庫は高く値がつくようです。
4年の型落ちで綺麗な状態の一人暮らし向け冷蔵庫で、130L前後の中古買取相場は3,000円位です。
同じ状態で、150L以上なら中古買取相場は5,000円からといったところです。
綺麗な状態の家族向け冷蔵庫は、460Lで40,000円で買い取ってもらえる場合もあります。
新しい冷蔵庫費用の足しにはあまりならないかもしれませんね。
リサイクル料金がかかるよりは、安くても値が付けば買い取ってもらいましょう。
まとめ
- 一人暮らし向け冷蔵庫の相場は、機能やデザインなどによっても変わる。
- 外食が中心なら45L〜100L、自炊はあまりしないなら100L〜150L、よく自炊をするなら200L〜300Lがおすすめ
- サイズを測るときは、冷蔵庫に必要な放熱スペース(上5cm〜30cm、横0.5cm〜3cm、うしろ0cm〜6cm)を確保する
- 冷蔵庫のドアが右開きか左開きかチェックする
- 手間いらずの霜取り機能は、あった方がいい
- 見た目重視で鏡面ガラスのドアなら、値段もおしゃれ度もあがる
- 冷蔵庫のリサイクル方法は、購入時にお店に回収してもらうか、地域の買取回収業者に依頼しよう
- 買取相場は、型落ち5年以内150Lで、3,000円程度
以上の一人暮らし向け冷蔵庫の相場と選び方を覚えておけば、きっとあなたも自分にあった冷蔵庫を見つけられるでしょう。
皆さんが快適な一人暮らし生活を送れますように・・・
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