「このカーペット、もう10年も使っているけど買い替えどき?」 「ふかふか感がなくなってきたな」
どのタイミングで買い替えればいいのか悩んでそのままになっているなんてこともありますよね。
リーズナブルなものは3年としていることが多いですが、お手入れや使っている環境、価格で大きく変わってきます。
そのため、時期ははっきりと○年で買い替えですとは言えないのです。
カーペットの買い替えに明確な年数はありませんが、買い替え時期の目安になる5つのポイントをお伝えします。
敷きっぱなしで使うことが多いカーペットは古くなっていても気づきにくく衛生面も気になります。
この記事を参考にカーペットの買い替え時期を見極めてみてくださいね。
カーペットの買い替え時期の目安
「カーペットはいつ買い替えればいいか」それは一概には言えません。
なぜなら、カーペットの種類や使用状況、おうちの環境、お手入れの頻度、によって買い替え時期が大きく変わってくるんです。
そこでカーペットを買い替える時期の目安を5つご紹介します。
カーペットの買い替え時期を3年前後としているものが多いですが、寿命はカーペットの価格だけでも変わってきます。
丁寧にお手入れをすればその分長持ちもしますが、それでもこれから紹介する内容が気になってきたら、買い替えの目安と考えましょう。
カーペットのへたり具合
買ったときは、毛がサラサラできれいな毛並みだったカーペット。
長い間使っているとぺたっとしてきて、サラサラどころか毛束ができてゴワゴワのカーペットになっていませんか?
低反発のカーペットでクッションや座布団がいらなかったのに、30分食事をする時間座るだけでおしりが痛くなってくると買い替えたいなーと思ってきますよね。
色あせている
「あれ?こんなにカーペットの色薄かったっけ?」「買ったときはこんな色じゃなかった気が…」
毎日見ていると気がつかないですが、汗や皮脂で黄ばんできたり日当たりのいい窓際だと日焼けで色が変わっていたりするかもしれません。
もし、普段の生活の中で色の変化に気づいたらそれは新品とは相当違う色に変わっています。
汚れが目立つ
「掃除機をかけても毛の奥のほこりが取れていない。」
「子どもがこぼしたオムライスのケチャップ、洗ったけど取れずうっすら黄色…。」
特に長い毛のカーペットは髪の毛やほこりと絡まって毛玉になり、毛玉をとろうと引っ張るとカーペットの毛が思ったより抜けて、抜けた毛を見て悲しくなりますよね。
どんなに床をきれいにしてもなんだかきれいになった気がしない。私は頑張ってガムテープでペタペタ、ゴム手袋で なでなで していましたが衛生面も不安になります。
破れている
毎日、カーペットの上を歩いて、座って、ちょっと重いものはひきずって、そりゃ負荷がかかりますよね。特にリビングなんかだと1番良く使うので痛むのも早いです。
急なお客さんに見られてしまい買い替えを考える人もいるのではないでしょうか?
引越しをする
これは考え方もありますが、私は引越しをするときはなるべく荷物を減らしたいので、捨てられるものは捨てます。
使えるけどあんまり気に入ってないものや次の部屋のイメージに合わないと思ったら、いい機会なので捨てちゃいます。
だから引越しなどが近々あるならそこまで待つのも1つの手かもしれませんね。
カーペットの買い替え頻度を減らすには?
ここまでカーペットの買い替え時期をお話してきましたが、「気に入っているからもうちょっと使いたい」ということもありますよね。
買い替えたら、次はちょっといいものを長く使う、というのもいいですね。
定期的に掃除をして湿気に気を付けることで、買い替え頻度を減らすことができます。長く使えるということですね。
定期的な掃除といっても週1回掃除機をかけるだけです。週2~3回の頻度、毎日掃除機をかける人もいると思うので意外と少ないですね。
週に1~2回の頻度で、毛並みを起こすイメージで根元から掃除機をかけてみて下さい。ぺちゃっとなっていた毛並みが生き返ります。
ただし、回転ブラシ付きの掃除機はカーペットの毛が抜ける可能性があるので使用しないでくださいね。
もう1つ、湿気のない状態を保つことでほこりが取れやすく掃除機での傷みも少なくなり、ダニ対策にもなります。
天気のいい日には換気をして、カーペットを裏返して風を通すのもおすすめです。
カーペットの風通しをすると、気分もスッキリしますよ♪
カーペットの洗濯や拭き掃除をしたときには晴れが続いている乾燥した日に乾ききるまで陰干しをして、収納するときも除湿剤を使って湿気が残らないようにしましょう。
掃除機をかけて湿気にも気をつけていたけど毛並みがぺしゃんこ…。そんなときはスチームアイロンで蒸気をあててみてください。
ぺしゃんこを直すアイロンの当て方は2つのポイントがあるので、ご紹介します。
- 毛並みを起こすように手で撫でながら
- 四方からまんべんなく
これでへたっていた毛並みも復活です!さらに熱でダニの駆除にもなり一石二鳥です!
ただ、熱に強い素材(ウール、コットン、ポリエステルなど)にしか使えません。熱に弱い合成繊維などは溶ける可能性があるので表示を確認してください。
これらを試してみても気になるところがあるならカーペットの買い替え時期なのかもしれませんね。
カーペットを買い替えるときに引き取りしてもらえる?
最後にカーペットの捨て方についてお話します。
これを読んで「よし!買い替えよう!」となったとき捨て方で悩みませんか?
捨て方わからないからおいておこうなんてこと私はよくしてしまいます…
カーペットは買い替えるときに販売店の引き取りサービスを利用して処分することも可能です。
しかし、購入した人のみのサービスになっていることがほとんどです。
また、引き取りサービスの利用で別途費用がかかったり、そのお店の商品のみだったりと条件があるところが多いです。
購入予定のお店で買い替え後の引き取りサービスについて確認してみましょう。
ネットで購入した場合どうしたらいいのでしょう?
カーペットはリサイクルショップで買い取りしてもらえる可能性はあります。ペルシャ絨毯やウールやシルクといった人気のものは引き取りしてもらいやすいです。
日常的に使うものは経年劣化しやすくすべて引き取りしてもらえるとは限らないので注意してください。
ほかにも自治体にもよりますが、ハサミで細かく切り家庭ごみとして処分ができます。燃える素材か燃えない素材かはよく確かめて処分してくださいね。
あとは粗大ごみとして出す方法があります。
粗大ごみの場合は手数料がかかったり、ホットカーペットは家電だったりするので細かいルールは自治体のホームページで確認してみてください。
まとめ
- カーペットを買い替える時期は、へたりや色あせ、汚れが気になってきた、破れている、引っ越しなどの予定があるなどを目安にする
- お手入れ次第で長く使えるので、週に1回掃除機をかけること、カーペットをドライな状態に保つことを意識する
- カーペットを買い替えたら前のカーペットは購入店で引き取りをしてもらえる可能性がある
- 引き取ってもらえなければリサイクルショップや自治体のルールに従って燃えるゴミや粗大ゴミで処分する
カーペットの買い替え時期はリーズナブルなものだと3年前後としていることが多いようですが、買い替えたいなと思った時がタイミングなのかもしれませんね。
今あるものを大事に使うか、思い切って新調するか、あなたの選択の手助けになったらうれしいです。
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