カレーに水を入れすぎた場合の対処法4選!!リメイクレシピも紹介♪

生活

カレーは市販のルーを入れるだけで作れる手軽さが魅力ですが、作っているときにこんな経験をしたことはありませんか?

カレーに水を入れすぎたみたいで失敗したかも・・・

水を入れすぎたカレーはとろみがなくスープ状になってしまうため、失敗したように感じてしまいますよね。

ですが、水を入れすぎたカレーでも、もう一度とろみのある美味しいカレーにすることができます!

今回は、カレーに水を入れすぎたときの対処法として、電子レンジや身近な食材を使った4つの方法を紹介します。

そしてカレーが水っぽくなってしまう原因は、水の入れすぎ以外に、使う食材や調味料も関係してきます。

水っぽいカレーになってしまう原因と、その解決策も合わせて紹介していきますね!

また、水を入れすぎたカレーは美味しくリメイクすることもできますよ♪

カレーに水を入れすぎたときの対処法を4つ紹介

カレーを作るときには、水の量が大切になってきます。

水を入れすぎたカレーはとろみがつかず、バシャバシャしたスープ状になってしまいます。

私もカレーを作り慣れてきたときに目分量で水を入れてしまい、とろみが全くないスープカレーになってしまった経験があります。

このようなスープ状のカレーは失敗に感じるかもしれませんが、実はもう一度とろみがある美味しいカレーにする方法がありますよ!

こちらの項目では、水を入れすぎたカレーの対処法を4つ紹介していきます。

私も知らなかった方法がありましたので、一緒に勉強していきましょう!

弱火でじっくり煮詰めることで水分を飛ばす

カレーに水を入れすぎたときの対処法1つ目は、「弱火でじっくり煮詰める」です。

1時間以上じっくりと煮詰めることで水分を飛ばすことができ、とろみがついた美味しいカレーになります。

カレーを煮詰めるときは、焦げるのを防ぐために「弱火」にするのがポイントです!

1時間以上もカレーを煮詰める時間がないあなたには、電子レンジを活用する方法もおすすめです。

耐熱容器にカレーを入れ、電子レンジで約6分加熱することで、煮詰めたときと同じように水分を飛ばすことが可能になります。

私も料理をするときは電子レンジを利用して加熱をすることが多いのですが、時短にもなってとても便利ですよ♪

電子レンジでカレーを加熱するときも焦げやすくなりますので、様子を見ながら加熱をおこなってくださいね!

カレールーを少しずつ調整しながら足していく

カレーに水を入れすぎたときの対処法2つ目は、「カレールーを少しずつ足していく」です。

水を入れすぎたカレーは、水分量とルーの割合が合っていない状態だと考えられます。

そのため、ルーを増やしてあげることで、もう一度カレーにとろみがつくようになるのです。

カレーにルーを足していくときは、入れすぎないように注意することが大切です!

ルーを入れすぎてしまうと、今度は逆にドロっとしたカレーになってしまうからです。

ルーを足していくときは、少しずつ調整しながらおこなっていくことがポイントになります!

カレールーの継ぎ足しには、「カレーフレーク」というルーを使うのもおすすめです。

カレーフレークは、普段使う固形タイプのカレールーとは違い、フレーク状になっているため量の微調整がしやすくなっていますよ♪

水で溶いた片栗粉や小麦粉を入れてとろみをつける

カレーに水を入れすぎたときの対処法3つ目は、「片栗粉や小麦粉でとろみをつける」です。

まず、片栗粉または小麦粉をあらかじめ水で溶いておきます。

片栗粉や小麦粉は、初めに水で溶いておくことでダマになるのを防ぐことができますよ!

片栗粉・小麦粉の量は、10皿分のカレーの場合約大さじ2が目安になります。

そして、水で溶いた片栗粉や小麦粉を沸騰している鍋に加え、とろみがつくまで約5〜10分弱火で煮込みます。

片栗粉はとろみをつけるイメージがありましたが、小麦粉でもとろみがつくのは知らなかったのでとても勉強になりました!

ちなみに小麦粉は、薄力粉・強力粉いずれの種類でも大丈夫ですよ!

とろみ成分が多いじゃがいもをすりおろして入れる

カレーに水を入れすぎたときの対処法4つ目は、「じゃがいもをすりおろして入れる」です。

じゃがいもには、とろみ成分である「でんぷん」が多く含まれています。

そのため、すりおろしたじゃがいもを入れて煮込むことで、カレーにとろみをつけることができます。

すりおろす手間はかかりますが、じゃがいもの栄養価もプラスされたカレーになりますよ♪

じゃがいもをすりおろして入れることに関して、初めは頭の中にはてなマークが浮かんでいました。

ですが、「とろみを作り出す片栗粉の原料はじゃがいもだ!」ということに気づき、じゃがいもを入れることに納得することができました。

ここまで、カレーに水を入れすぎたときの対処法を紹介してきました。

カレーに水を入れすぎたときは焦ってしまうと思いますが、落ち着いて対処すれば大丈夫ですので安心してくださいね!

さて、カレーが水っぽくなってしまうのは、水の量を間違えてしまう意外にも原因があるのはご存知でしょうか?

次の項目では、カレーが水っぽい原因とその解決策について説明していきます。

カレーが水っぽいのはなぜ!?原因と解決策について

水っぽいカレーになってしまう原因としてよくあるのは、水の分量を間違えて入れてしまった場合だと思います。

ですが、実は水の入れすぎ以外にも、カレーが水っぽくなってしまう原因があるのです。

カレーが水っぽい原因には、食材や煮込み時間、そして調味料の酵素が関係してきますので、原因を具体的に説明しその解決策もお伝えしていきます。

水っぽくなる原因と解決策を知り、より美味しいカレーを作っていきましょう♪

水分が多い食材が原因に!初めに具材をしっかり炒める

水っぽいカレーになってしまう原因1つ目は、「水分が多い食材の使用」です。

カレーによく使用する食材の中で、水分が多い食材は例えば以下のものがあります。

  • 新玉ねぎ
  • 冷凍野菜
  • シーフードミックス など

これらの食材は、火を通すと水分が多く出てきてしまいます。

水分が多い食材によって水分量が多くなってしまった中、さらに規定の水を入れてしまうことで水っぽいカレーになってしまうのです。

解決策として、初めに具材をしっかり炒めて水分を飛ばしておきましょう!

炒める時間がない場合は、加える水の量をあらかじめ少なくしておくのも良い方法です。

規定量の水を入れているのにカレーが水っぽいのは、食材が関係していたなんて知らなかった!

煮込み時間が足りない!1時間以上はじっくりコトコト

水っぽいカレーになってしまう原因2つ目は、「煮込み時間の不足」です。

煮込む時間が短いと、上手く水分を蒸発させることができません。

水分が蒸発しないため、水っぽいカレーができあがってしまうのです。

そのため解決策として、1時間以上じっくりコトコトとカレーを煮込みましょう!

しっかり煮込むことでとろみがつき、味も凝縮された美味しいカレーになります♪

煮込むときは、カレーを焦がさないように弱火にするのがポイントです。

また、レンジを活用することで煮込み時間を短縮することも可能です。

レンジを活用すれば、忙しい日でも時短でカレーを作ることができるのでおすすめです!

調味料の酵素でとろみが弱くなる!?20分以上は煮込む

水っぽいカレーになってしまう原因3つ目は、「調味料に含まれる酵素」です。

カレーの隠し味として、はちみつ・味噌・しょうゆなどの調味料を入れる場合があるかもしれません。

これらの調味料には「アミラーゼ」という酵素が含まれているのですが、この酵素にはカレーのとろみを弱くしてしまう働きがあるようです。

良かれと思って入れた隠し味が、逆にカレーの美味しさでもあるとろみを弱くしてしまうのは、とてもショックですよね。

ですが、カレールーを入れる前にこれらの調味料を入れ、その後20分以上煮込めばとろみが弱くなる問題も解決します!

アミラーゼは75℃以上の加熱で働きが止まりますので、しっかり火を通すことが大切になります!

また、意外に盲点となるのが「味見」です。

実は人の唾液にもアミラーゼが含まれており、味見でカレーに唾液が入ってしまうと、カレーのとろみが弱くなってしまいます。

味見のために口をつけたおたまやスプーンなどは、そのまま鍋に戻さないようにしましょう!

私も味見をした後のおたまをそのまま鍋に戻して使ってしまうことが多かったので、次回から気をつけます!

ここまで、カレーが水っぽい原因と解決策について説明しました。

水っぽいカレーになってしまったときは、もう一度とろみをつけ直すのも一つの方法です。

ですが、まったく違う料理にリメイクしてしまう方法もありますので、次の項目では水っぽいカレーを美味しくリメイクするレシピを紹介していきます。

カレーが水っぽいときはリメイク!おすすめレシピ3選

前回の項目まででは、水っぽくなってしまったカレーの対処法と解決策について説明してきました。

水っぽくなってしまったカレーにもう一度とろみをつければ、また美味しいカレーになります。

ですが、あえて水っぽいカレーを活かし、また違ったカレー料理にリメイクしてしまうという方法もあります。

そこでこちらの項目では、水っぽくなってしまったカレーのリメイクレシピを3つ紹介していきます。

リメイクすることで、また違ったカレーの楽しみ方ができますよ♪

チーズとパン粉のザクザク感が楽しめるカレードリア

水っぽいカレーのリメイクレシピ1つ目は、「カレードリア」です。

作り方を簡単に説明していきますね。

  1. カレーとご飯を混ぜ合わせ、お米にカレーをたっぷりと吸わせる
  2. 耐熱容器に入れ、とろけるチーズとパン粉をのせる
  3. 180度のオーブンで、5〜10分ほど焼く

カレーが簡単に洋風料理へ生まれ変わります♪

焦げ目がつくまでしっかり焼くことで、チーズとパン粉のザクザク感を楽しめるカレードリアになります。

お好みで卵をのせて焼くのもおすすめです。

トロトロの卵とチーズ、そしてカレーは文句なしに美味しい組み合わせですね!

私は特にチーズが大好きなので、とろけるチーズたっぷりのカレードリアはうれしいリメイクレシピです♪

また、焼く前のカレーとご飯にチーズを入れて、そのままリゾットとして食べるのもお手軽で美味しいですよ。

めんつゆの出汁が効いて美味しいカレーうどん

水っぽいカレーのリメイクレシピ2つ目は、「カレーうどん」です。

カレーうどんは余ったカレーで作るイメージがありますが、水っぽくなったカレーのリメイク料理としてもおすすめです。

作り方を簡単に説明していきます。

  1. 鍋に、カレー・めんつゆ・水を入れて煮る
  2. 湯通ししたうどんを入れて、ひと煮立ちさせる
  3. 器に盛り付け、お好みで小口ネギをトッピング

めんつゆの出汁が効いた美味しいカレーうどんが、とても簡単にできあがりますよ♪

めんつゆや水の量は、様子を見ながら加減して入れましょう。

また、カレーうどんに溶き卵や牛乳を入れて、味に変化をもたらすのもおすすめです!

溶き卵を入れる場合はうどんをひと煮立ちさせた後に、牛乳を入れる場合はめんつゆ・水と一緒に入れます。

溶き卵と牛乳を入れると、辛味をおさえたマイルドなカレーうどんが楽しめます♪

鶏ガラやコンソメを入れるだけのお手軽スープカレー

水っぽいカレーのリメイクレシピ3つ目は、「スープカレー」です。

水っぽくなってしまったカレーをそのまま活かすことができる、お手軽レシピになります。

簡単に作り方を説明していきますね。

  1. 鍋にカレー・鶏ガラスープの素、またはコンソメの素を入れて煮る
  2. 塩こしょうで味を整える

水っぽくなったカレーに鶏ガラスープの素、またはコンソメの素を入れるだけなので、忙しい日にもぴったりですね♪

少し豪華にするなら、手羽元を2本ほど加えた「手羽元スープカレー」もおすすめです。

手羽元は骨ごと煮込むことで、出汁が出てより美味しいスープカレーになりますよ!

加える具材を変えるだけで、バリエーション豊かなスープカレーを楽しむことができますね♪

水っぽくなってしまったカレーのリメイクレシピについて紹介しました。

今までワンパターンのカレー料理しか作ってこなかったので、リメイクをすれば料理のバリエーションも増えるのでうれしくなりました。

バシャバシャのカレーは、失敗したと感じて落ち込むかもしれません。

ですが、より美味しくリメイクすることができますので、ぜひ今回のレシピを試してみてくださいね。

まとめ

  • カレーに水を入れすぎたときの対処法は、「煮詰める・ルーを追加・片栗粉などでとろみづけ・すりおろしじゃがいもの投入」の4つが挙げられる
  • カレーが水っぽいのは、「食材の水分・煮込み時間の不足・調味料の酵素」など、水を入れすぎた場合以外にも原因がある
  • これらの原因は、具材をしっかり炒め、煮込み時間を長くすることで解決することができる
  • 水っぽいカレーは、「ドリア・うどん・スープ」など、水っぽさを活かしたカレー料理にリメイクすることが可能

水を入れすぎたカレーは元に戻すのが難しいと思っていましたが、もう一度とろみをつける方法があるので安心しました。

また、カレーが水っぽくなってしまうのは、加える食材や調味料も関係していると知り、とても勉強になりました。

作るのに失敗してしまったカレーも、また違った料理にリメイクができるので、カレーの楽しみ方がより増えますね。

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