長持ちする花を鉢植えにして室内環境で育てたい!季節ごとに楽しもう

生活

室内でお花を育てることができると、いつでもお花の鑑賞や手入れを楽しめます。

長持ちするようお花をお手入れするには鉢植えで育てるのが便利ですね。

また季節ごと手軽に楽しめるお花もあります。

特に鉢植えに人気のキンセンカやスイセンは育てやすく、室内環境でもお手軽に楽しめると思います。

秋から冬にかけてのお花はサイズが小さくなりますが、綺麗な色のお花が多くて見ていて飽きさせません。

冬のお花といえばポインセチア、シクラメンが長持ちするお花なので、室内向きの観賞用として人気です。

ベランダや庭がなくても鉢植えを楽しむことができるので、初心者でも始めやすくおすすめです。

ただし、室内で鉢植えを育てるには、水のあげすぎや室温湿度には気をつけていかなければいけません。

今回は室内で育てるときの注意点や季節ごとに長持ちするお花を6つずつ紹介していきます。

長持ちする花を鉢植えにして室内環境で育てたい

室内に鉢植えのお花を置くとき、綺麗なお花を長持ちさせるには環境を整えるのが大切です。

湿度や温度、日がどのくらい当たるかを調整することによって、長持ちするかが決まります。

室内のホコリにも弱いので長持ちするためには細めに掃除してあげることも必要です。

室内で鉢植えのお花を上手に育てたいけど

何を注意したらいいのかしら?

<室内で鉢植えの花を育てるときのポイント>

・室内は18度から25度を保つ
・日光が当たるところに置く
・水をあげすぎない
・風通しをよくする

このような室内で鉢植え環境に注意する必要があります。ではお花を長持ちするコツをお伝えしますね。

湿度温度が快適な室内環境で鉢植え植物を育てよう

ジメジメした場所はお花の成長には良くありません。

お花に合う温度や湿度にしてあげることで長持ちするよう環境を整えてあげる必要があります。

特に快適な温度は18度から25度あたりと言われています。人も過ごしやすい気温ですね。

お花は話せないけど、咲いている様子で元気かそうでないかが分かるので、日々気にかけてあげるのが大切です。

お花の種類によって寒さや暑さに弱い植物があります。室内だから大丈夫といって、窓際に置いたままにしておくのも危険です。

室内でも日当たりや風通しなど適した環境を用意することが大切です。

また室内エアコンで暖まり過ぎたり、乾燥してしまったりして花に合わないこともあります。

寒暖差が激しいことも植物にとってストレスとなってしまうので気をつけたいところです。

鉢植えを置く場所は日光の当たる場所に注意

室内に置くなら暗いジメジメした場所ではお花を育てる環境には不向きです。

1日の間に5時間から6時間、日が当たる場所に置くことをおすすめします。

日光に当たらず、ずっと暗い場所に置いてしまうとお花は長持ちしません。日中はなるべく窓際で日光に当ててあげるようにしましょう。

また鉢植えの向きを1週間ごとに変えてあげるのもいいです。ずっと同じ場所に日光に当てるだけでなく、1週間ごとに90度ずつ回します。

花の同じ部分が当たっている状態だと、日光に当たっていない片側の成長に良くありません。

まんべんなく日光を当てて、長持ちするようにしましょう。

お花の水やりはあげすぎに気をつけること

お花の水やりのタイミングは何時頃にしていますか?朝や夕方、それぞれのタイミングがいい時にしますよね。

ただ水のあげすぎには注意する必要があります。前回あげた水分が乾き切っていないとかでしたら、水分を休ませる必要があります。

あげすぎるとカビが出たり、根が腐ってしまう可能性もあるので気をつけてください。

また水やりは植物が水分を必要としている以外にも役割があります。

  • 植物が呼吸に必要な酸素を送るには根っこに水分を入れる必要がある
  • 室内のホコリを落とす
  • 植物に適した温度にする

植物は水分を吸収する以外にも役目があるため、水やりを忘れてしまうとお花がどんどん元気をなくしてしまいます。

鉢植えの水やりは鉢植えの土が乾いたらたっぷりとあげることが必要です。

ただしジョウロで勢いよく行うと土に含まれないまま下に流れ落ちてしまう鉢植え全体に行き届かないこともあります。

鉢植えの水やりは細ぐちの水差しお花にゆっくりかけると、全体的に土へ染み込みやすくなります。

☆室内で育てられるレモンの木もおすすめですよ♪↓

長持ちする花の春に育てたいおすすめの植物6選

冬の寒さを抜けて、気温も上がり春の花を見ると心が安らぎます。春のお花は1つ1つ大きな蕾の花が多く、成長を見るのも楽しいですよ。

家の中でもお花の鑑賞を楽しみたいというあなたへ、室内で育てられるお花のおすすめを紹介します!

ブドウのような房状と鮮やかな色が可愛いムスカリ

開花:3月から4月

房が多数できるムスカリ。紫色のお花が特徴的です。植え付けの時期が早いと葉が長くなりすぎるので注意しましょう。

鉢植えにする時は、腐葉土と培養土を上手く使ってよく育つようにします。

ムスカリは球根内に養分を貯えて育ちます。肥料がなくても花は咲きますが、肥料があると大きな花房がつくのでおすすめです。

明るいオレンジ色がときめく春のキンセンカ

開花:3月から6月もしくは一年中開花できる

ハーブとしてお馴染みのキンセンカ。エンジ色やオレンジ色が室内をパッと華やかにさせるので、室内鉢植えに置いておくのに人気があります。

暑さには弱いですが、一年中咲くお花なので初心者でも手軽に始められ、長持ちするお花です。

ただジメジメしているところに置いておくと、うどんこ病になります。

白い粉末状が土に見られたらカビです。風通しの良いところで置くようにしましょう。

キンセンカの花の色はあるだけで「お花を育ててよかったな」と思わせてくれる元気な色です。寒さや暑さにも弱過ぎないので、育てやすいです。

思わず見惚れて時間が経つのを忘れてしまいます。

夏のリゾートを思わせるインドアハイビスカス

開花:春から秋にかけて

黄色や赤色のお花が部屋を明るくさせるハイビスカス。沖縄や暑いところ場所に咲くのが特徴的です。

そのため、暑さには強く、初心者にも育てやすいお花です。

1年の中で長く咲いてくれるので、長持ちするお花です。

1日でお花は閉じますが、次々と咲いてくれるので楽しみながらガーデニングができます。

小さく可愛い白いお花が咲くブライダルベール

開花:5月から7月

ブライダルベールは小さい白いお花が咲き、横長に葉が広がっていきます。吊るすと名前の通り、ブライダルのベールのように見えます。

日当たりが良いところでないとお花は咲かないので、窓側で管理するのがおすすめです。

窓際を華やかにしてくれるブライダルベール。手入れを忘れてしまうと、やはり先の方が枯れてしまうこともしばしば。

せっかくブライダルという名前なのでいつでも綺麗に咲いて欲しいと思いながら、楽しく育てています。

大きな花と鮮やかな色が特徴的な球根ベゴニア

開花:春から秋にかけて

ベゴニアは庭植えから鉢植えまで楽しめるお花です。春から秋まで長持ちする四季性があり、寒さがしのげれば2年草としても育てることができます。

夏の生育は速く、大きな鉢植えでもいっぱいに花を咲かせます。

コンパクトに楽しめる可愛いセントポーリア

開花:9月から6月

寒さと暑さに弱いセントポーリアは室内環境が適しているお花です。

日光が当たりすぎないよう、日を遮らないカーテンに吊るして育てるのがいいです。

色とりどりのお花が咲くので、お部屋をパッと明るくさせてくれます。

春秋は液肥を与えますが、夏冬は肥料を置き肥のみで手間をかけ過ぎないのがベストです。

春は寒さをが苦手なお花たちが暖かくなった季節に顔を出す、可愛らしいお花たちですね。

春だけでなく、室内環境で育てるため夏、秋でも育てることができて長持ちするお花として活躍してくれます。

☆大事な鉢植えをナメクジから守る方法はこちら↓

長持ちする花の冬に育てたいおすすめの植物6選

冬のお花はクリスマスや雪に合うお花のイメージ。家の中なら寒さに弱くても、初心者でも上手に育てることができます。

あまりにも寒い時は段ボールなどを被せて、寒さ対策をしてあげると長持ちするので気にかけてあげるようにしましょう。

また部屋を温め過ぎて寒暖差をつけてしまうと、お花も温度調整をするのが難しくなって枯れてしまいます。

なるべくストレスのかからない環境を用意した方が長持ちします。それではどんな冬のお花が長持ちするかを紹介します!

冬の定番植物だけど寒さに弱いポインセチア

開花:12月から2月

ポインセチアは小さなお花が数個集まり咲いているので、1つのお花に見えると言います。

水分が減ると葉っぱがシワシワになってしまう弱点があります。

紅葉させて花と緑の葉色のコントラストが「祝福する」「幸福を祈る」をいう花言葉のポインセチアはクリスマスの定番と言われるのもわかりますね。

定番植物を改良して華やかなになったプリンセチア

開花:1月から3月

最初に紹介したポインセチアを改良して、お姫様のような華やかなお花になるようプリンセチアという名前になったと言います。

ピンクがメインで小柄なお花の形が人気です。冬のお花だけど寒さには弱く、10度以上を保つようにしましょう。

昼間は日当たりのいい場所に置き、寒い夜は窓から離すようにしましょう。

葉に直接水がかかると腐りやすくなるので、水やりは根元にしてあげます。

梅の形に似ている小ぶりな花が特徴のギョリュウバイ

開花:11月から5月

桃色のお花が細い幹に密集して小さな花が咲きます。

幹に咲きほこる小さなピンクの花はとても梅の形に似ていますが、ウメ科ではありません。

気温5度の寒さにも耐えられると言いますが、寒すぎる地方によっては室内で育てることを勧められるお花です。

多肉植物の色鮮やかな色が特徴のカランコエ

開花:1月から5月

草丈が15cmから80cmと低いので、室内でも育てやすいカランコエ。多肉質の葉がぷっくりして可愛らしいです。

色はオレンジ、黄色、白などの花を咲かせるので、冬の部屋でもパッと華やかにさせます。

室内は15度から20度を保たせるのが、長持ちする秘訣です。

寒さにはつ良いとは言えず、10度以下の場所に置いておくと一気に具合が悪くなるので気をつけましょう。

落ち着いた色が好きなあなたにシクラメンを

開花:10月から3月

白い花びらの中に柄のようなピンクや赤を混ぜるシクラメン。

色鮮やかとは言えないけど、そっと花ひらくシクラメンは心を和ませるような力があります。

寒さに強いとはいえず、10度以下の環境下は葉を痛めてしまいます。

風通しがよく、日当たりが良い場所を好むので、窓際で育てることをおすすめします。

また冬のエアコンの暖かさも苦手なので、その時は玄関などに置いて温度調整をしてあげましょう。

冬から春にかけて外では花の色が少ない中、シクラメンの色が和むので私も好きなお花です。

園芸ビギナーでも育てやすい寒さに強いスイセン

開花:11月から4月

寒さに強いと言われるスイセンは12月ごろ花を咲かせます。正月用のお花としても使われています。

適温は5度から20度と、手間をかけなくても長持ちすることから初心者でも育てやすいのがおすすめです。

スイセンは多くの種類の品種が出回っていて、約1万種類があり世界中に出回っている有名な花です。

そのお花を室内でも育てられるというのも面白いですね。

冬の室内で育てられるお花はいかがでしたか。

外は寒いからお花が見られず残念というあなたには、室内で育てられるお花を用意するとお部屋がパッと明るくなります!

まとめ

  • 室内鉢植えで長持ちするお花は湿度室温に注意してお手入れする
  • 室内エアコンは暖めすぎないようにして、風通しもよくする
  • 鉢植え花を長持ちするには日光をまんべんなく当ててあげることが大切
  • 水やりは植物が水分を吸収する以外に根から酸素を送るったり、ホコリを落としたりする役目がある
  • 春の室内で育てる鉢植え花はハイビスカスやベゴニアなど鮮やかな色の大きな花びらが特徴の植物がおすすめ
  • 春のお花は春から秋にかけて開花するけど、暑さにさほど強くないので、室内の風通しの場所が長持ちする秘訣
  • 冬はポインセチアやシクラメンなど赤やピンクの可愛らしいお花がある
  • 冬のお花も10度から20度が適温なので、極端に寒いところはおすすめしない

室内で長持ちする花は極端な気温差があるところは好みません。

日当たりがよく、風通しがいい環境を室内で用意してあげるのがベストですね。

多種多様な花が室内でも育てられるので、気になったものからチャレンジしてみるといいですね。

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