糖質制限のブームもあり糖質ゼロビールはとても人気で、今では各社から様々なタイプが販売されています。
糖質ゼロビールは健康に配慮しているイメージがありますが、実は『体に悪いのでは?』という噂があります。
よくわからなけど体に悪いらしいと聞いたことがあるよ
しかしそれはネット上での噂であり、糖質ゼロビールは飲む量を調節すれば健康に害はないとされています。
通常のビールに比べて糖質ゼロビールは様々なメリットがあります。
糖質の摂取を大きく削減できて、生活習慣病の発症リスクも下げる効果があるのです。
この記事では『体に悪いのでは?』という声で不安にならない為に、糖質ゼロビールの特徴と安心して飲める様に詳しくまとめました。
体に優しいおすすめの商品も紹介しているので是非参考にして下さい!
糖質ゼロビールは体に悪いわけじゃない!理由を解説
体に悪いのではないかと言われるのは、糖質ゼロビールに含まれる人工甘味料と既存添加物が理由です。
人工甘味料とは発泡酒や第三のビールに甘味や味わいを表現するために使われるもので『アセスルファムカリウム』が多く使用されます。
既存添加物とは色々な食品に使用されている着色料です。『カラメル色素』といって褐色に着色させる他に苦味やコクを与える働きがあります。
カラメル色素はコーラ等に入っていて聞いた事があるよ
ネット上ではアセスルファムカリウムが含有されている発泡酒や第三のビールについて『体に悪い?』と心配の声が多いようです。
大量摂取を繰り返すと体内に蓄積して『発癌性の成分になるのでは!?』と示唆する研究者もいます。
アセスルファムカリウムとカラメル色素は二つとも厚生労働省は使用を認めているので、公的に健康に害があるとは言われていません。
大量摂取を繰り返していると体に害を及ぼす恐れがありますが、少量なら問題ないとされこの成分自体が体に悪いという訳ではありません。
それでも心配と感じる場合は人工甘味料の入っていない通常のビールか、人工甘味料ゼロの糖質ゼロビールがおすすめです!
アセスルファムカリウムとはどんな成分なのか
アセスルファムカリウムは砂糖の約200倍の甘味があり、酢酸を原料として生成された人工甘味料です。
濃度を高くすると旨味を含めた苦味を感じる事ができ、爽快感を与えるのに適している為ビールにも使用されます。
さらに体外排出力が強いことから、体に蓄積されずほとんどが体外に排出されるのです。
体に吸収されないので血糖値に影響がないことから、少量であれば糖尿病患者でも摂取が可能な甘味料と位置づけられています。
病院食でも使用されていると知ると安心感がありますね
アセスルファムカリウムは1日あたりの摂取許容量は1kgに対し15mlとされています。
男性で多い60kg代の体重と仮定すると、1日に900mgが許容範囲になります。
アセスルファムカリウム含有の飲料1.5L=アセスルファムかリウム750mgとされているので、1日に500mlを2本飲む程度なら問題無いという事ですね!
1日に1.5L以上飲み大量摂取を繰り返していると体に害を及ぼす恐れがあります。
それでも人工甘味料が入っているとちょっと不安だわ
その場合は人工甘味料ゼロのビール類を選ぶのがおすすめです。
糖質ゼロまたは糖質を大幅カットしていて人工甘味料ゼロなので安心して飲むことができますね♪
添加物の有無によっても味わいが異なる場合があるので、添加物が苦手な場合は裏の栄養成分表を確認して選びましょう!
糖質ゼロビールを飲み続けると糖質摂取量を減らせる
糖質ゼロビールを飲み続けると糖質の摂取を大きく削減できるとして通常のビールよりは健康に良いと言われています。
- 糖質の摂取を減らすことで血糖値の急上昇を防ぐ
- 肥満や糖尿病などの生活習慣病の発症リスクを下げる
あくまでアルコール飲料なので飲み過ぎは悪影響を与える可能性がありますが、通常のビールを飲み続けるよりは健康の為に良いということがわかりましたね!
糖質ゼロビールのカロリーは断然低い!選ぶ目安はこれ!
ビールは焼酎や日本酒など他のお酒よりカロリーは低いですが、糖質ゼロビールのカロリーと比較してみたらどうでしょうか。
ビール | (100ml当たり)40kcal前後が平均 |
糖質ゼロビール | (100ml当たり)27kcal前後が平均 |
上記の表を見てみると糖質ゼロビールはだいぶカロリーが抑えられている事がわかりますね。
毎日お酒を飲む場合、1ヶ月で計算すると摂取カロリーに大きな差が出ますよね。
カロリーが気になるならば25〜30kcal前後を目安に、ダイエット中でなるべく抑えたいならば平均値以下の25kcalを目安に選ぶと良いでしょう!
アルコール度数が高いとカロリーも高くなる傾向にあるので気をつけてみて下さい
食品表示基準に基づきエネルギー5kcal(100ml当たり)未満をカロリーゼロと表記しています。
糖質ゼロビールを飲んでいれば太らないは間違い
糖質ゼロビールを飲めば太らないと思う人も多いと思います。
しかし毎日の晩酌を糖質ゼロビールに変えたとしても他の習慣が変わらなければ意味がないと言えます。
どのアルコールを飲めば太らないか?というより一緒に摂る食事を気をつけなければいけないのです。
糖質ゼロビールを飲んでいれば太らないんだという勝手な安心感を抱いてしまいますよね…。
糖質制限をして糖質を我慢し続けると、脳が糖質を欲しがり結果食べすぎてしまい太ってしまうという説があります。
人間はある程度糖質を摂取しないと満足しないように脳にプログラミングされているというのです。
さらにビールに含まれる炭酸ガスやホップなどが胃を刺激し食欲が増す事が懸念されます。これが『ビールを飲むと太る』と言われる大きな原因です。
締めのラーメンが食べたくなるのは食欲増進効果のせいだったのね
結果食べ過ぎにならない為にも、一緒に食べるおつまみを見直してみましょう。
他には同量の水を飲むと太りにくいと言われています!ビールに含まれる糖質をエネルギーとして消費するには水分が必要となる為です。
またビールを飲む前に牛乳や高タンパクのヨーグルトなどの乳製品を摂って吸収を抑える方法や、お酒を飲み始めた序盤で小さめのおにぎりを食べるなどもおすすめです!
糖質制限をしている場合は糖質を我慢しすぎず、上手く付き合う選択肢の一つとして糖質ゼロビールを飲むと良いですね♪
糖質オフと糖質ゼロの違いを解説
『糖質オフ』と『糖質ゼロ』は糖質量の違いによって区別されています。
大手メーカーやトップバリュなどのプライベートブランドから種類も豊富に販売されていて、今や糖質オフ&糖質ゼロビールは日常になりつつありますよね。
食品表示基準に基づき、厳密な数値や基準が定められているので表にまとめました。
一般的なビール | 100ml当たり糖質量が3.1g程度 |
糖質オフ | 100ml当たり糖質量が2.5g以下のもの(もしくは比較となる対象商品と比べ25%以上の糖質軽減) |
糖質ゼロ | 100 ml当たり糖質量が0.5g未満のもの |
数字で見るとオフとゼロの違いはわずか2gの差ですが、味わいを大きく左右し糖質が少ないとあっさりとした味わいになります。
糖質オフと糖質ゼロの違いなんて今まで具体的に知らなかった!
以前は通常のビールと比較して味が劣っていると言われていましたが、最近では美味しく飲める商品が沢山開発されています!
私の場合、物足りなさを感じましたが最初しか気になりませんでした!
個人差はありますがお店で飲む時はビール、家での晩酌は糖質ゼロビールを飲んでいるとストレスなく飲むことができました♪
上記の基準を満たしていると糖質オフ、糖質ゼロと表記します。
糖質オフのパーセンテージは『過去に販売した商品などと比較して』となるので、メーカーによって異なる場合がある為注意しましょう。
完全に0%という訳ではないんですね
健康を意識するならば合わせてカロリーとプリン体の数値もチェックすると良いですね!
糖質ゼロビールおすすめ3選!体に優しいビール紹介
糖質ゼロビールは様々なメーカーから販売されていて特徴も違います。選びたいポイント別におすすめ商品を3つご紹介します!
美味しく飲めて健康にプラス効果がある様な体に優しいビールを選びました。愛飲者の口コミも合わせて参考にして下さい!
アサヒのスタイルフリーは糖質ゼロと低カロリーで人気
(100ml当たり)糖質ゼロ、エネルギー24kcalで平均以下なのがおすすめポイントです。
アサヒの糖質ゼロ・オフ系ビール4種類販売している中で『糖質ゼロ+低カロリー』を満たしているのがこの商品です。
糖質ゼロなのに強い爽快感と辛口な感じでゴクゴク飲めてしまう!価格的にも手頃でコンビニ等での入手性も優れています。
ダイエット中でもビールが飲みたい時は罪悪感なく飲めて良いですね!
糖質ゼロなのに芳醇な香りと、飲み心地は軽くてスッキリとした味わいで人気の商品です!
SAPPOROの極ZEROは人工甘味料ゼロが魅力♪
(100ml当たり)糖質ゼロ、人工甘味料ゼロ、プリン体ゼロで体に優しい所がおすすめポイントです!
3つのゼロが揃っていて、カロリーは30kcalも平均値な上に、人工甘味料を気にせず飲めるのは良いですね!
コクや深みは少ないが、スッキリとした味わいで軽く飲めるのでビールの苦味が苦手な人でも飲みやすいのではと思う。
体に悪そうなものが無さそうなネーミングも良いですよね♪
神経質になる必要はありませんが、人工甘味料を避けられる選択肢があるのはありがたいですね!
他のメーカーでも人工甘味料ゼロの商品を販売しているのでチェックしてみて下さい!
SUNTORYのからだを想うオールフリーはダイエットにも!
(100ml当たり)糖質ゼロ、カロリーゼロ、プリン体ゼロのノンアルコールビールという事がおすすめポイントです!
消費者庁許可『トクホ(特定保健用食品)』であり、内臓脂肪を減らす効果があるおローズヒップ由来の『ティリロサイド』が配合されていてダイエット効果が期待できるのです!
他のノンアルコールに比べて苦味が少なくフルーティーな印象。
ダイエットにもいいし、休肝日の時の為に冷蔵庫にストックしておくのが良いと思いました。
トクホを取得しているビールは全てノンアルコールビールになりますが、ダイエット中や妊娠中の強い味方です!
商品名の通り『からだを想う』ビールだと思います。
疲れているとついつい沢山飲みたくなってしまいますが、糖質ゼロはマストで是非自分好みの糖質ゼロビールを見つけて下さい♪
まとめ
- 糖質ゼロビールは体に悪いは間違い
- アセスルファムカリウムは厚生労働省が成分の規格や使用の基準を定めているので、飲む量を調節して既定摂取量を超えないようにすれば安心
- 糖質ゼロビールを飲み続けると、普通にビールよりも糖質の摂取量を大きく削減できる
- 糖質ゼロビールのカロリーは低いが、おつまみの工夫をしないと太る可能性がある
- 糖質量が100ml当たり2.5g以下が糖質オフで、0.5g以下が糖質ゼロと呼ぶ
- 気になる成分をチェックしてから糖質ゼロビールを選ぶと良い
- 『スタイルフリー』は糖質ゼロと低カロリーを満たしている
- 『極ゼロ』は糖質ゼロで人工甘味料ゼロなので体に優しい
- 『オールフリー』はトクホを取得していて内臓脂肪を減らす効果がある
糖質ゼロビールが体に悪いという噂は何が理由であるかを検証してみました。
人工甘味料が入っているから体に悪いのではと心配されていましたが、この記事で、大量に摂取しなければ健康に害はないという事がわかりましたね。
今回紹介した糖質ゼロビールの特徴や飲む際の注意点、おすすめ商品を参考にビール類を選ぶのが良いでしょう!
糖質ゼロだからといって飲み過ぎず、自分好みの糖質ビールを美味しく楽しみましょう!
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