たびたび健康食品で話題になるヨーグルト。女性男性問わず、食事による健康維持や便秘改善やダイエットなどを意識したタイミングで食べますよね?

私も健康的な食事を摂ろう!と思い、ヨーグルトを1日の食事に取り入れています。が…何グラムが適量?と聞かれたらわかりません…
誰でも健康食品と知っているヨーグルト…実際ヨーグルトは1日に何グラム食べる事が適量なのでしょうか?
何グラムかは、性別や日ごろの運動量によって異なりますが、1日に大体200~300グラムが適量とされています。
また、ヨーグルトの摂取量だけでなく最大の効果がでる適量や食べ方のタイミングがあり、ダイエットや便秘解消など、目的別の食べ方を徹底分析しました!
目安量を超えて摂取した場合の体への影響や、ヨーグルトがもつ菌の秘密と人間が秘めている腸のチカラも紹介していきます。
ヨーグルトは1日に何グラムが適量か?

突然ですが、問題です!
ヨーグルトは1日の適量は何グラムだと思います?
- 100g
- 300g
- 体に良いから何グラムでもOK

体に良いものだからこれは気にせず、3番の何グラムでもOK!って私なら答えます!
さぁ正解は?
個人差があるようですが一般的に成人男女はヨーグルトは1日におおよそ200〜300g程度がもっとも適量だとされています。
食事バランスガイドを参考に性別などの違いで示してみました!下記がヨーグルトの適量の目安です。
成人男性…1日の活動が低い人(主にデスクワークの方や日頃運動していない方)
→1日に約200gまで
成人男性…1日の活動が高めの人(主に力仕事・動くことが多い方・運動をしている方)
→ 1日に約300gまで
成人女性…1日に約200gまで

男女の違いや1日の活動量で適量も違う事に驚きました!
ヨーグルトを1日で大量摂取した場合の体への影響

健康食品で体にいい物だから、ヨーグルトを1日の目安量を超えて大量に摂取してもよいのでしょうか?
ヨーグルトを大量に摂取した場合、問題ない栄養素もありますが、過剰摂取することで健康被害につながる栄養素もあります。
ヨーグルトに含まれる物で体はどんな影響があるのか、ここで説明していきます。
含まれている乳酸菌やビフィズス菌
ヨーグルトに含まれている乳酸菌・ビフィズス菌は、たくさん摂取しても体内に蓄積されずに体外へ排出されます。
もし1日で大量に摂ってしまっても、乳酸菌・ビフィズス菌よる体への影響は心配ありません。
含まれているカルシウム
ヨーグルトに含まれている主な栄養素の中で多いのはカルシウムです。
カルシウムは必要以上に摂取してしまうと腎臓や泌尿器に尿路結石を引き起こしてしまう原因になる場合もあるそう…
しかしこれは食べ物からカルシウムを摂取して起こることはほとんどなく、主にサプリメントの多量摂取が原因です。
ですので、ヨーグルトを1日で食べすぎたからと言って体への影響は低いので心配はいりません。
サプリメントを飲んでいる方は、大量に摂取することは気をつけてください。
含まれているタンパク質・脂質・糖質
タンパク質が摂取できるヨーグルトはダイエット中の食べ物としても人気がありますよね!
ダイエットでヨーグルトを食べる場合は、タンパク質の量も重要ですが脂質や糖質の摂り過ぎは注意するポイントです。
糖質は中性脂肪に変換されて内臓脂肪として付いてしまい、さらに脂質は脂質異常症や肥満の原因になります。
脂質・糖質の大量摂取は結果として肥満につながってしまいます。
体への影響があるため気をつけましょう!

知れてよかったです!ダイエットの為にたくさん食べても肥満につながってしまったら意味がないので気をつけましょう。
乳糖不耐症の人は?
牛乳を一度にたくさん飲むと、お腹がゴロゴロし腹痛や下痢になる。その方は乳糖不耐症かもしれません。
これは牛乳に含まれる、乳糖を分解する消化酵素が上手に体内で分泌されないことで起こります。
しかし安心してください♪
ヨーグルトは発酵によって乳糖の一部が分解されています。乳酸菌には乳糖分解酵素があるため乳糖不耐症の症状がほとんど出にくい食品です。
牛乳でお腹がゴロゴロなりやすい人でも安心して食べることができますね。

体に良いものだからと大量に摂取する事は良い事でないようでしたね。ヨーグルトは乳糖不耐症の方でも安心して食べられる物なので嬉しいですね♪
ヨーグルトを1日の中で効果的に食べるタイミングとは

健康、便秘改善、ダイエットなどヨーグルトを食べる目的が異なる場合、1日の中で食べる時間タイミングによって効果は変わるのでしょうか?
また、摂取量は目的によって変えた方がいいのでしょうか?
摂取量に関しては、1日の目安量で問題ありませんが、食べるタイミングに気を付けるとより効果が出やすくなるんです!
疑問を詳しく解説していきます。
<健康維持のために食べる場合>
健康維持のために食べる場合は、朝昼晩いつの時間でも効果は同じです。
週間をつける為には、自分のライフスタイルに合わせて食べるタイミングを決めるとよいですね。
胃酸が弱まる食後に食べると善玉菌が生きたまま腸に届きやすくなりますよ。
ヨーグルト1日分の摂取量は200〜300gまで。まとめてとっても、朝昼晩と小分けに摂っても、効果に大きな違いはありません。
<便秘改善のために食べる場合>
便秘改善の目的ならば、ヨーグルト1日分の摂取量も200〜300g。
食べる時間はやはり食後の胃酸が弱まってからがおすすめです。
300gも1回の食事で摂取するとヨーグルトだけでお腹がいっぱいになって、その他の栄養が偏ってしまいます。
朝昼晩と小分けにして摂ってコツコツ食べ続けましょう!
摂取量が多い分、脂肪分や糖質などの種類にも気をつけるようにしましょう。
<ダイエットのために食べる場合>
ヨーグルトは食前に食べることで糖の吸収を穏やかにし血糖値の急上昇を抑えてくれる優れもの!
ヨーグルトはカロリーや糖質が低くない為、無糖や糖質ゼロ、脂肪分ゼロ、タンパク質が多いヨーグルトの種類を選ぶといいですね。
ダイエットには脂質糖質は最大の敵ですよ!
ダイエットの場合、ヨーグルト1日分の摂取量は200g程度に抑えるようにしましょう。

このように、食べる目的によって摂取量もタイミングも違うことがわかりましたね!私は全く知らなかったので、知らずにいたら…目的が違っても大量に食べていました。
知らないと損!!腸のゴールデンタイムタイム⠀
ここまでヨーグルトが素晴らしい食品と更に知識が付きましたが!
人間にも素晴らしいチカラが備わっています!
腸が最も活発に活動するのは起床から15〜19時間後に訪れる「腸のゴールデンタイム」!
朝6時に起床した場合、夜9時〜深夜1時が腸のゴールデンタイムになります。
この時間帯にヨーグルトを食べることによって善玉菌の吸収率も高まり、効果がより発揮されるので夕食後にヨーグルトを食べ腸の働きを活発にさせましょう。
寝ている間に乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が働いて、腸の運動を活性化してくれます!
この神のような時間「腸のゴールデンタイム」をうまく使って行きましょう!
就寝前の食事は睡眠の質を下げてしまうため、できるだけ避け、就寝の2〜3時間前までには食べ終わるようにしてください。

「腸のゴールデンタイム」これは凄いですね!!寝ている間に腸が頑張ってくれているのですね。神のようなゴールデンタイム、すぐに取り入れないと損ですね!
ヨーグルトに即効性がない!その理由は?
こんなに優秀なヨーグルトですが、いまいち…即効性に欠けますよね。それは何故なのか?
それは腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整えるのは、とても時間が必要になるのです。
腸内細菌は、大きく日和見菌、悪玉菌、善玉菌に分けられます。それぞれの菌が少なすぎて多すぎても良くありません。
それぞれの菌がバランスよく存在することで腸内の環境が保たれているのです。
乳酸菌・ビフィズス菌などの善玉菌は腸内で3日ほどしか生きられないため即効性は期待はできません。
しかし、毎日の食事で摂り続けることで結果を出すことができます。
ヨーグルトを健康維持・便秘改善・ダイエットなどでヨーグルトを食べる場合は、少なくとも2週間は続けましょう!
即効性ではなく毎日コツコツ食べる事が肝です!
2週間続けても思うような変化がみられない場合は、ヨーグルトのブランドやメーカーを変えてみるのがおすすめです。
乳酸菌・ビフィズスの種類を変えるのも選択肢のひとつです。自分と相性のよいヨーグルトを見つけて、腸内環境を整えていきましょう!
まとめ

- ヨーグルトは成人男女・1日の活動量によっても異なるが、1日200〜300g程度が適量と推進されている
- 脂質糖質の大量摂取は体への影響があるので、ヨーグルトの大量摂取には気をつけ適量を食べる
- ヨーグルトは乳糖不耐症の方でも安心して食べられる
- 食べる目的によって1日の適量はさまざまであり、目的によって食べるタイミングで効果は違う
- 腸のゴールデンタイムを狙って食べるとよりヨーグルトの効果が出る
- ヨーグルトの効果に即効性は期待できないが、腸内環境の変化には時間が必要になるので毎日コツコツと食べ続ける事が大切
- 個人差があるが2週間続けてみて自分と相性のよいヨーグルトを見つける
ヨーグルトは1日何グラムが適量か?の問いに、ヨーグルトは体にいいものだから何グラムでも食べても良い!と思っていました。
調べてみて1日の適量を意識し食べるタイミングと毎日コツコツを続ければ結果に結びつくことが分かりました。凄く簡単で私にも誰にでも出来そうですね。
1日に何グラムが適量か分かったところで今日からチャレンジしてみましょう!
コメント