クリックポストをご存知でしょうか?フリマやオークションの商品発送で最近よく使われる送付方法の一つです。
全国一律198円で運賃はネットで決済、追跡サービスがあるにも関わらず、ポスト投函でOKという手軽さから人気のサービスです。
クリックポストの印字方法は、ラベルのサイズを変えずにプリンターで白黒印刷するだけでOKです。
簡単で使いやすいという意見がある一方で、はじめて利用する方の意見として宛名ラベルの印字方法がよく分からないといった声があります。
そこでこの記事ではクリックポストの宛名ラベルの印字方法について、プリンターの設定や印刷時の注意点についてまとめました。
パソコンやプリンターをお持ちでない方でも、スマホやコンビニのコピー機を使う方法についてもご紹介してあるので役立ちますよ!
クリックポストの印字方法でプリンター印刷の注意点は?
クリックポストの印字方法でプリンターの印刷方法は、ネットから宛名ラベルのデータをPDF形式でダウンロードし、プリンターで印刷してください。
クリックポストでお届け先の情報を登録し、これから宛名ラベルを印刷しようとする場合、プリンターでの印字方法は以下の通りです。
- クリックポストの「ラベル印字」で印字ボタンを押す
- 宛名ラベルがPDF形式で表示される
- 表示された宛名ラベルのデータをダウンロードして、パソコン上に名前をつけて保存する
- ダウンロードしたデータを開いてプリンターで印刷
- 印刷する際の設定は、カラー印刷または白黒印刷
印刷後は宛名ラベルを「切り取り線」に沿って切り取り、荷物に貼付してポスト投函するだけです。
クリックポストの宛名ラベルの印字方法は、とっても簡単だね!
宛名ラベルには有効期限がありますので、それまでに投函すれば問題ありません。
すぐに印刷できない場合や、宛名ラベルの控えが欲しい場合はデータをパソコン上に保存しておくのがおすすめです。
そうでない場合、手順2.の後、プリンターですぐに印刷しても大丈夫です。
ラベルの印字方法でプリンターを使う際の注意点ですが、ラベルのサイズを変更しないよう「実際のサイズ」で印刷してください。
バーコードや二次元コードが綺麗に印字されないと、郵便局で読み取り不可となり返却される場合があるため、仕上がり具合も注意が必要です。
私も実際に利用してみて自宅のプリンターで印刷はできましたが、手順の中でつまづいた点やもっとこうしたら良かったと思う点をまとめてみました。
宛名ラベルのサイズは変更しない
クリックポストの宛名ラベルの印刷は、1件申込の場合はA6またはハガキサイズ、複数申込の場合はA4用紙などがおすすめです。
クリックポストの宛名ラベルはA6サイズで、A4用紙を四つ切りにした大きさです。
用紙の種類 | 大きさ |
ハガキ | 100mm × 148mm |
A6 | 105mm × 148mm |
A4 | 210mm × 297mm |
クリックポストの公式サイトでは宛名ラベルがA4サイズで出力されるため、拡大や縮小はせず「実際のサイズ」でラベル印刷するよう促しています。
複数枚をまとめて印字するのであればA4用紙で印刷するのがベストですが、1枚だけ印刷するにはA4用紙は余った部分が多過ぎます。
クリックポストの申込画面には「1件申込」と「まとめ申込」があり、1度に最大20件分をまとめて印刷することができます。
宛名ラベルを1枚だけ印刷する場合は用紙サイズをA6またはハガキサイズに。複数枚の時は、A4で使い分けると無駄が最小限に抑えられます。
ハガキサイズの印字を実際に試してみたところ、A4用紙で作成したものと比較すると余白部分が若干少ない程度で、ラベル自体には問題ありませんでした。
ハガキの方が若干小さいサイズになりますが、A6サイズとほぼ同じなのでラベル印刷は可能です!
A4用紙でも問題ありませんが、宛名ラベルを荷物に貼付する場合、糊やテープで貼ったりするのは手間ですよね?
そんな方におすすめしたいのが「A4サイズのラベルシール」です。
ダイソーではノーカットのA4サイズのラベルシートが10枚110円(税込)で販売されています。
印刷枚数に応じてそのまま使うのも良いですし、少し手間にはなりますがあらかじめ4つ切りにして無駄なく使うのもおすすめです。
クリックポスト用のラベルシートはネット通販で販売されていますが、ダイソーならどこでもありますし、何より税込110円という値段は魅力です。
カラー印刷と白黒印刷のどちらもOK
クリックポストの宛名ラベルは、カラー印刷でも白黒印刷でもどちらでも問題ありません。
クリックポストの宛名ラベルで重要なのは、荷物を追跡するためのバーコード部分と二次元コードの部分です。
その部分が綺麗に印字できれば問題ありませんので、個人的には「白黒印刷」の方がおすすめです。
インクジェット式のプリンターの場合、印字部分がにじんでしまう可能性がありますが、どうしてもにじみが解消できない時はコンビニで印字してください。
コンビニのマルチコピー機はレーザープリンターのため、印刷した文字がにじむということはありません。
もしバーコード部分や二次元コードがうまく読み取れない場合、ポストに投函しても荷物が戻ってくる場合がありますので注意してくださいね。
宛名ラベルには有効期限がある
クリックポストの宛名ラベルの有効期限は、ネットで支払い手続きが完了日した日から7日間です。
例えば1日に申込手続きをした場合、有効期限は8日になります。
有効期限が過ぎてしまうとそのラベルは使用することができませんので、その場合は再度申し込む必要があります。
申込をしたら早めにラベルを印刷し、有効期限に余裕を持ってポスト投函してください。
もし有効期限が過ぎてしまっても、郵便局で受付されないと代金は請求されませんのでそこは安心してください。
ただし決済方法にデビットカードを設定している場合、クリックポストの「お問い合わせフォーム」からキャンセルの連絡をする必要があります。
料金が一旦引き落としになっても後日返金になりますが、時間がかかる場合があるので注意してください。
再申し込みやキャンセルの連絡となると一気に面倒に感じてしまいますね。そうならないよう、申し込み後は早めの印刷、投函を心がけましょう!
宛名ラベルの修正はできない
クリックポストの宛名ラベルは、一度発行してしまうと後から手書きで修正することはできません。
投函する前であれば、何度申込をしても料金はかかりません。
投函する前にお届け先の情報を今一度確認し、もし間違っていた場合は面倒でも再度申込手続きをしてください。
宛名ラベルのデータが表示されない時の対処法
印刷する前段階でクリックポストのラベル自体が表示されない時は、ブラウザーのセキュリティー機能「ポップアップブロック」を解除してください。
クリックポストの宛名ラベルを印字する前段階で宛名ラベルが表示されない場合があります。
実は私も初めて利用した時にクリックポストの印字ボタンを押しても宛名ラベルが表示されなくて、慌ててあれこれ調べてみました。
お使いのブラウザーでセキュリティー機能の「ポップアップブロック」を解除しておかないと、宛名ラベルの画面が表示されません。
もしあなたも同じ状況であれば、お使いのブラウザーに合わせてポップアップブロックを解除してください。
以下にブラウザーごとのポップアップブロックの解除方法をまとめてみました。
<Google Chromeの場合>
1. まずはパソコンでGoogle Chromeを開く
2. 右上の「」の部分をクリック
3. 次に「設定」を選択する
4. 「セキュリティーとプライバシー」の項目を選択する
5.「サイトの設定」を選択する
6.「ポップアップとリダイレクト」の項目を選択する
7.「サイトがポップアップを送信したりリダイレクトを使用したりできるようにする」を選択する
やってみると案外簡単にポップアップブロックは解除できます!
<Microsoft Edgeの場合>
1. まずはパソコンでMicrosoft Edgeを開く
2. 右上の「・・・」の部分をクリックする
3. 次に「設定」を開く
4.「Cookie とサイトのアクセス許可」を選択する
5.「ポップアップとリダイレクト」の項目を選択する
6.「ブロック (推奨)」を無効にする
Edgeでポップアップの設定を変更しても上手くラベルが表示できない時は、ブラウザーを変えてみてね!
<Internet Explorerの場合>
1. まずはパソコンでInternet Explorerを開く
2. 右上の歯車マークをクリックする
3. 次に「インターネットオプション」の項目を選択する
4.「プライバシー」のタブを選択する
5.「ポップアップブロックを有効にする」にレ点を入れる
6.「OK」ボタンを押し、インターネットオプションを閉じる
Internet Explorerのバージョンによって、少し手順が違う場合があるよ!
<Mozilla Firefoxの場合>
1. まずはパソコンでMozilla Firefoxを開く
2. ブラウザー右上にある「≡」の部分をクリックする
3.「設定」をクリックする
4.「プライバシーとセキュリティー」のタブをクリックする
5.「ポップアップウィンドウをブロックする」の項目のチェックを外す
どのブラウザーもほぼ同じような手順になります
ご紹介した方法で「ポップアップブロック」を解除してもクリックポストの宛名ラベルが表示されない場合は、ブラウザーを変えて試してみてください。
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クリックポストの印字方法はコンビニ印刷も便利!
クリックポストの印字方法でプリンターを持っていない場合、コンビニの「普通紙プリント」がおすすめです。
自宅にプリンターがない場合だけでなく外出先でプリンターが利用できない場合、印字方法の選択肢として大半の人がコンビニのコピー機を利用すると思います。
コンビニのマルチコピー機の印字方法は、「普通紙プリント」と「ネットプリント」があります。
どちらもPDFに対応していますが、クリックポストの宛名ラベルを印刷するのであれば「普通紙プリント」の方が節約できます。
両者の違いをそれぞれまとめてみましたので参考にしてみてください。
普通紙プリントの特徴
普通紙プリントはUSBメモリーなどのメディアを使って印刷する方法で、白黒印刷が1枚10円で印刷できるのが特徴です。
対応しているファイル形式がPDFやJPEGぐらいしか対応していないため、印刷できる範囲は限られています。
使い方はPDFデータをUSBメモリーなどに保存し、店舗のマルチコピー機の指示に従ってメディアをセットするだけで印字ができます。
参考までにセブンイレブンのマルチコピー機で対応するメディアをご紹介します。
<対応メディア>
- USBメモリー
- SDカード
- CD、DVDなど
- micro SD
- メモリースティックDuo
- コンパクトフラッシュ
- マイクロドライブ
- 赤外線IrDA
- 無料通信Wi-Fi
これだけ網羅されていれば、どれか一つくらいは当てはまりそうだから安心ですね!
クリックポストの宛名ラベルの印字であれば、「普通紙プリント」は十分満足できるサービスと言えます。
ネットプリントの特徴
ネットプリントはエクセルやワード、PDFや写真など、幅広く対応しているのが特徴です。
ネットプリントの方法は、事前にパソコンから印刷したいデータを登録し、発行された予約番号をもとに店頭のコピー機で印刷します。
いちいちUSBメモリーなどを持ち歩く必要もありませんし、対応しているファイル形式が多いのでわざわざデータをPDF形式にする必要もありません。
とても便利な印字方法ではありますが、普通紙プリントと比較すると白黒印刷で1枚20円とやや高めです。
クリックポストの利用頻度が低い場合は気にならないかもしれませんが、そうでない方の場合は不向きなサービスと言えるでしょう。
クリックポストの印字方法はスマホでもできる!
クリックポストの宛名ラベルの印字方法は、スマホがあると自宅プリンターでもコンビニでもどこでも印刷ができます。
スマホでクリックポストを利用する場合、印字方法は自宅のプリンターとコンビニのマルチコピー機のどちらも使うことができます。
機種にもよりますが、最近のプリンターにはスマホからWi-Fi経由で印刷する機能があります。
スマホとプリンターを接続するのも簡単で、Wi-Fi環境の元では専用アプリを利用することでほぼ自動で接続できます。
以下に代表的なメーカーのアプリをまとめてみました。
<Canon>
・Canon PRINT Inkjet/SELPHY
<EPSON>
・Epson iPrint
<ブラザー>
・Brother iPrint & Scan
いずれもiPhoneとAndroidで利用できる無料のアプリですので、もしご自宅にプリンターがある場合はクリックポストの印字を一度試してみてください。
実際に利用してみたけど、簡単にプリンターと接続できて印刷できますよ♪
またコンビニやスーパーなどに設置されているコピー機に対応しているアプリもまとめてみました。
<セブンイレブン>
・かんたんnetprint(ユーザー登録不要、有効期限1日)
・netprint(ユーザー登録必要、有効期限7日間)
・セブン‐イレブン マルチコピー
<ローソン、ファミリーマート>
・PrintSmash
<ミニストップ、イオン等>
・RICOH おきがるプリント&スキャン
ローソンとファミリーマートは同じアプリが使えるんですよ!
アプリを使用したクリックポストの印字方法ですが、まずはスマホアプリで印刷データや設定を登録し、発行された予約番号を元に店舗で印刷します。
操作方法はアプリの案内に従って進んでいただければ良いと思いますが、不安な方は参考までにセブンイレブンのアプリの操作方法をご覧ください。
アプリが使いこなせるようになると、自宅でも外出先でも楽々簡単にプリントができそうですね!
送付先などをコピペしてしまえば、スマホ1つで荷物の送付手続きがサクサク進められるクリックポスト、とても便利ですね!
まとめ
- クリックポストの印字方法でプリンター印刷する際の注意点は、宛名ラベルのサイズを変更しない
- クリックポストの印字方法でプリンター印刷する際、宛名ラベルは白黒でもカラーでもどちらでも良い
- クリックポストの宛名ラベルには、有効期限が7日間ある
- クリックポストの宛名ラベルは、申込後に手書きで修正できない
- クリックポストの印字ボタンを押してもラベルが表示されない場合、ブラウザーの「ポップアップブロック」を解除する
- クリックポストの印字方法でコンビニを利用する場合、普通紙プリントを利用した方が値段が安い
- クリックポストの印字方法でスマホのアプリを使うと、自宅でも外出先でも印字が簡単にできる
クリックポストはラベル発行の手間が掛かりますが、自宅にプリンターがあればとても簡単に利用できる便利なサービスです。
フリマやオークションでの商品発送だけでなく、大切な人にちょっとしたものを送る際にも十分活用できます。
ぜひこの機会にクリックポストをあなたの生活に取り入れて活用していただけたら嬉しいです。
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