日立の「ビートウォッシュ」は、洗濯機の売れ筋ランキングでも上位に挙がるほど人気の洗濯機です。
そんな人気のビートウォッシュに「ダニ対策コース」があるのはご存知でしょうか?
洗濯するだけでダニ対策ができるの?
残念ながら洗濯するだけではダニを死滅させることはできません。
ダニは熱に弱いため、一定の熱を与えることで死滅させることができます。
そしてビートウォッシュのダニ対策コースは熱でダニを加熱し、その後洗い流してくれるのです。
この記事では、ビートウォッシュのダニ対策コースについて詳しく解説していきます。
またダニが繁殖しやすい洗濯槽の掃除について、そしてビートウォッシュの購入を検討しているあなたにビートウォッシュの口コミも紹介していきます。
ビートウォッシュのダニ対策コースとは?詳しく解説
まずダニ対策を行うにあたり、ダニの性質について簡単に説明します。
ダニは「熱に弱い」という性質があります。
具体的には、50℃の熱を20〜30分与えることでダニを死滅させることが可能になります。
そしてビートウォッシュのダニ対策コースは、この「ダニが熱に弱い」という部分を上手く活用しています。
次の項目で詳しく解説していきます。
ビートウォッシュはダニを加熱して洗い流す
ビートウォッシュのダニ対策コースは、50℃以上の熱で20分以上ダニを加熱した後ダニのフンや死骸を洗い流します。
加熱の仕組みとしては、洗濯物に温風を吹きつけ温度を上昇させ、繊維の奥に潜むダニを加熱します。
加熱によるダニの死滅率と洗い流しによるフンや死骸の除去率は、「死滅率99%以上」・「除去率90%以上」と試験結果が証明されています。
結果がしっかり証明されていると、ビートウォッシュでのダニ対策に期待が持てますね!
使い方もとても簡単で、洗濯物を入れたら「ダニ対策」のコースを選択しスタートボタンを押すだけです。
私は機械系を使うのが苦手なのですが、日頃の洗濯コースをダニ対策コースに変えるだけなので、私でもできるなと感じました!
とても簡単なビートウォッシュのダニ対策ですが、残念ながら洗濯できないものもあります。
次の項目で、ビートウォッシュのダニ対策コースで洗濯できるものとできないものを紹介していきます。
ダニ対策コースで洗濯できるものとできないもの
ビートウォッシュのダニ対策コースでは、洗濯できるものとできないものがありますのでそれぞれ紹介していきます。
まずは、ビートウォッシュのダニ対策コースで洗濯できるものは以下の通りです。
素材や容量の制限はありますが、ダニの発生が気になる寝具類の洗濯ができるのはうれしいですね。
洗濯の注意点として、粉末洗剤を使用すると溶け残る可能性があるため、必ず液体洗剤を使用してください!
次に、ビートウォッシュのダニ対策コースで洗濯ができないものは以下の通りです。
容量制限があるため、大きいサイズのものは難しいみたいですね。
ぬいぐるみはなかなか洗いづらく、特にお子さまが遊ぶ場合はダニの発生が気になりますがビートウォッシュのダニ対策コースでは洗濯ができないようです。
羊毛(ウール)・カシミヤはそもそも熱に弱い素材のため、熱を利用してダニを死滅させるビートウォッシュのダニ対策コースでは洗濯ができません。
正しい方法で洗濯を行わないとお気に入りの衣類などがダメになってしまいますので、用法・容量は守りましょう!
ここまで、ビートウォッシュのダニ対策コースで洗濯できるもの・できないものを紹介しましたがこんな悩みはありませんか?
ビートウォッシュのダニ対策コースで洗濯できないものは、どうやってダニ対策をしたらいいの?
次の項目で、ビートウォッシュ以外でのダニ対策の方法について少し紹介していきます。
私も気になっていたので、一緒に勉強していきましょう!
ビートウォッシュ以外のダニ対策について
ビートウォッシュ以外のダニ対策は、主に以下の方法があります。
- 大きめサイズ・複数枚OKのコインランドリー
- 自宅で布団のダニ対策ができる布団乾燥機
- 手軽にダニ対策ができるダニ捕獲シート
- 家中どこでも使えて便利なダニよけスプレー
順番に紹介していきます。
大きめサイズ・複数枚OKのコインランドリー
大きめサイズのものや、複数枚ある場合はコインランドリーを利用する方法があります。
自宅ではどうしても容量制限がありますが、コインランドリーであれば容量制限をカバーすることが可能です。
そしてコインランドリーでは「乾燥機」を使います!
ダニは熱に弱く、50℃であれば20〜30分熱を与えれば死滅し、60℃以上であれば一瞬で死滅します。
コインランドリーの乾燥機は温度設定ができますので、60℃以上を選択すれば短時間でダニ対策ができます。
ただし、衣類によって適正温度がありますので洗濯表示などで確認しましょう!
自宅で布団のダニ対策ができる布団乾燥機
布団乾燥機があれば、自宅で布団のダニ対策をすることができます。
大きい布団をコインランドリーに運ぶのはなかなか大変です。
布団が一枚だけではなく、複数枚ある場合はさらに重労働になるでしょう。
でも布団乾燥機があれば自宅で布団の乾燥ができますので、運び込む手間が省けます!
布団乾燥機の相場は約1万円前後です。
一度購入すれば自宅で布団のダニ対策ができるので、私も布団乾燥機の購入を検討してみようと思います。
手軽にダニ対策ができるダニ取りシート
ダニ取りシートは、布団の下に置いておくだけでダニ対策ができます。
シートに含まれるダニが好む香りでダニを誘き寄せ、シートの粘着剤でダニを捕獲します。
シートを置くだけでダニ対策ができるのでとても手軽です。
値段も1枚あたり約200円ですのでコスパがいいですね♪
ですが、ダニを誘き寄せることにどうしても時間がかかるため、即効性は期待できないかもしれません。
家中どこでも使えて便利なダニよけスプレー
ダニよけスプレーは、気になるところにスプレーするだけでダニ対策ができます。
ダニが嫌う香りや成分でダニを寄せ付けにくくする効果が期待できます。
衣類全般、そしてなかなか洗えない枕やぬいぐるみにも使用が可能です。
私もダニよけスプレーを利用していますが、気になったときにすぐ使えるので便利ですよ♪
ただ、あくまでもダニを寄せ付けないものになりますので、ダニを死滅させる効果は期待できません。
ダニを死滅させることができないため定期的にスプレーをする必要はありますが、手軽にダニ対策ができるのはありがたいですね。
ビートウォッシュ以外のダニ対策について紹介しました。
ビートウォッシュの槽洗浄でダニの繁殖を防ぐ
洗濯できるもののダニ対策にはとても便利なビートウォッシュですが、定期的に洗濯機の槽洗浄が必要になります。
これはビートウォッシュ以外の洗濯機にも同じことが言えます。
なぜなら、洗濯機の洗濯槽にたまった洗剤の残りや衣類の汚れがダニのエサになり、ダニが繁殖しやすい環境になるからです。
このまま槽洗浄を行わずに放置したまま洗濯を行うと、衣類にダニが移ってしまいます。
ダニ対策のために行っていた洗濯で、結果的にダニを移してしまっていては意味がないですね。
でも洗濯槽の掃除ってちょっとめんどうだな・・・
私も掃除があまり得意ではないため、槽洗浄をおっくうに感じていました。
ですが実際はとても簡単ですので、やり方を解説していきます。
槽洗浄の3つのコースと特徴について紹介
ビートウォッシュの槽洗浄は、タテ型とドラム式で若干コースの違いがありますが以下の通りです。
〈タテ型〉
- 3時間コース
- 11時間コース
〈ドラム式〉
- 3時間コース
- 11時間コース
- 温水槽洗浄コース
タテ型とドラム式の違いは、「温水槽洗浄コース」の有無です。
各コースの特徴について簡単に解説していきます。
3時間コース(タテ型・ドラム式共通)
3時間コースは、洗剤や石鹸のカスの付着・においの発生をおさえるために1〜2ヶ月に一度行うことがおすすめされているコースです。
洗濯は毎日行いますので、どうしても汚れがつきやすいですよね。
槽洗浄は、洗濯の量に関わらず定期的に行うことがポイントです。
11時間コース(タテ型・ドラム式共通)
11時間コースは、においが気になる・黒カビ発生により汚れをしっかり落としたいときに使うコースです。
すでに黒カビが発生してしまっていると、3時間コースで落とすのは難しいかもしれませんね。
11時間と時間は長めですが、その分しっかりと洗浄ができるでしょう。
温水槽洗浄コース(ドラム式のみ)
温水槽洗浄コースは、運転時間2時間でしっかりと槽洗浄ができるコースです。
ドラム式のみに搭載されているコースであり、短時間で汚れをしっかりと落としてくれるコースになっています。
忙しい日々を送っているあなたの強い味方になってくれるでしょう。
次の項目では、ビートウォッシュの槽洗浄で使う洗剤について解説していきます。
使える洗剤は塩素系!酸素系は使えないので注意
ビートウォッシュの槽洗浄では、使える洗剤・使えない洗剤があります。
まず、ビートウォッシュの槽洗浄で使える洗剤は以下の通りです。
「11時間コース」・「温水槽洗浄コース」でしっかりと洗う場合は、「洗濯機専用洗濯槽クリーナー」・「防食剤配合塩素系漂白剤」が推奨されています。
メーカー純正の「日立洗濯槽クリーナー」は日立のお店や家電量販店で購入(取り寄せ)が可能とのことです。
メーカー純正のものであれば、安心して使用できそうですね。
次に、ビートウォッシュの槽洗浄で使えない洗剤は以下の通りです。
酸素系・台所用品漂白剤を使用してしまうと、多量の泡が発生して機器の故障や水漏れの原因になってしまうそうです。
洗濯関係は酸素系漂白剤のイメージがあったため、故障の原因になるかもしれないというのは勉強になりました。
それでは実際に、ビートウォッシュの槽洗浄のやり方について解説していきます。
ビートウォッシュの槽洗浄のやり方を紹介
ビートウォッシュの槽洗浄のやり方について、タテ型とドラム式で違いがありますが大まかな流れの一例は以下の通りです。
まずはタテ型の場合です。
〈タテ型の場合〉
- 「入」ボタンで電源を入れる
- 「洗濯」ボタン(機種によっては「清潔」ボタン)を押し「槽洗浄」コースを選択後、各コースを選ぶ
- 洗濯槽クリーナーを規定量入れる
- ふたを閉めて運転をスタートさせる
- 運転終了後、糸くずフィルターの掃除をする
次にドラム式の場合です。
〈ドラム式の場合〉
- 「入」ボタンで電源を入れる
- 「洗濯」ボタン(機種によっては「清潔」ボタン)を押し「槽洗浄」コースを選択後、各コースを選ぶ
- ドアを閉めて運転をスタートさせる
- 給水が始まったら一時停止させる
- 洗濯槽クリーナーを規定量入れる
- ドアを閉めて運転を再開させる
- 運転終了後、糸くずフィルターの掃除をする
タテ型とドラム式では、全体の流れは同じですが洗濯槽クリーナーの入れ方に違いがありますね。
洗濯槽クリーナーを入れたら後は洗濯機におまかせなので、掃除が苦手でも簡単にできるなと感じました!
ただこちらはあくまでも一例です。
機種によって違いがありますので、必ず取扱説明書を読んでから使ってくださいね!
ビートウォッシュの槽洗浄について解説しました。
ダニの繁殖を防ぐためにも、洗濯槽の掃除は大切ですね。
それでは最後の項目では、ビートウォッシュの購入を検討しているあなたに、ビートウォッシュの口コミについて紹介していきます。
ビートウォッシュの口コミ良い点と悪い点について
主にAmazon・Twitterから調べたビートウォッシュの口コミについて、良い点と悪い点に分けて紹介していきます。
まず、ビートウォッシュの良い口コミは以下のものが多い印象でした。
洗濯は汚れを落とすために行っているので、洗浄力が高いのはうれしいですね。
生活スタイルによっては夜に洗濯をする場合もあると思いますが、ビートウォッシュは音が静かなので夜間でも洗濯が可能のようです。
また、ビートウォッシュは投入口が広くかつ洗濯槽が浅くなっているので、洗濯物が出し入れしやすい設計になっています。
毎日する洗濯だからこそ、少しでも快適に使うことができるのはありがたいですね。
次に、ビートウォッシュの悪い口コミは以下のものが多い印象でした。
ビートウォッシュの洗浄力の高さは人気ですが、その分傷みが気になるという意見もあるようです。
洗濯の機能が豊富にありますが、普段使うものはほとんど同じなのでもっとシンプルでもいいかなという考えもあるようですね。
また、衣類に糸くずが着きやすいという意見がありましたが、水の量を多めに設定することで改善されたという情報がありました。
ビートウォッシュの口コミについて紹介しました。
使ってみた感想は人それぞれのため、こちらの口コミはほんの一例です。
実際に購入する場合は口コミだけではなく、お店の人の話も参考にするのがいいと思います!
まとめ
- ビートウォッシュのダニ対策コースは、ダニを加熱してから洗い流す
- ビートウォッシュのダニ対策コースによるダニの死滅率と除去率は、90%以上の試験結果が証明されている
- 便利なビートウォッシュのダニ対策コースだが、容量や素材によっては洗濯できないものもあるので注意が必要
- ビートウォッシュ以外のダニ対策は、コインランドリー・布団乾燥機・ダニ取りシート・ダニよけスプレーなどがある
- ビートウォッシュの槽洗浄には、3時間・11時間・温水槽洗浄(ドラム式のみ)コースがあり、それぞれ特徴がある
- ビートウォッシュの槽洗浄では塩素系漂白剤は使用できるが、台所用・酸素系漂白剤は使用できない
- 簡単にできるビートウォッシュの槽洗浄だが、機種によって手順が違うこともあるので取扱説明書を読むのは必須
- ビートウォッシュは、洗浄力が高い・音が静か・洗濯物が出し入れしやすいという良い口コミがある
- その一方で、衣類の傷みが気になる・使わない機能が多い・衣類に糸くずが着きやすいという悪い口コミもある
ビートウォッシュのダニ対策コースはダニの死滅率と除去率がしっかり証明されているので、ダニ対策への効果が期待できそうですね。
また、ビートウォッシュだけに限らず、洗濯槽はダニが繁殖しやすいということを知り、定期的に槽洗浄を行うことが大切だとわかりました。
今回この記事を通してビートウォッシュが気になってきましたので、もし洗濯機を買い替えるときは検討してみようと思います。
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