香ばしくすっきりとした味わいが特徴の烏龍茶は、健康にも良いと言われているため多くの人に親しまれています。
コンビニでも手軽に手に入るので、あなたもよく飲んでいるかもしれませんね。
そんな人気の烏龍茶ですが、健康に良いからと飲みすぎてはいませんか?
烏龍茶の飲みすぎは、逆に健康を損なう恐れがあります。
今回は、烏龍茶の飲みすぎによって起こってしまう身体への影響をお伝えしていきます。
そして、烏龍茶はどれくらい飲むと飲みすぎになってしまうのかも疑問に感じますよね?
そんなあなたに、烏龍茶の飲みすぎにならない適正量も紹介していきます。
冒頭でもお伝えしたように、烏龍茶は飲みすぎを防ぐことができれば健康に良い飲み物です。
烏龍茶を飲むことで得られるうれしい効果も、合わせて紹介していきますね♪
烏龍茶の飲みすぎで起こる身体へのデメリット8つ
烏龍茶は後味がすっきりとして飲みやすく、そして健康にも良いと言われている飲み物です。
私も特に焼肉などの脂っこいものを食べるときは、口の中をすっきりさせるために烏龍茶を選ぶことが多いです。
好んで飲む烏龍茶が、健康にも良いと言われたらさらにたくさん飲みたくなります。
ですが烏龍茶は飲みすぎてしまうと、身体に悪影響を及ぼしてしまう恐れがあるようです。
烏龍茶を飲みすぎることで身体に起こるデメリットは、全部で8つありますので順番に解説していきます。
利尿作用の過剰な働きによる便秘や脱水症状
烏龍茶にはカフェインが含まれているため、利尿作用があります。
利尿作用は身体の老廃物を流してくれるため、良い作用でもあります。
ですが、烏龍茶を飲みすぎるとこの利尿作用が過剰に働き、身体の中から水分が減ってしまうことで便秘や脱水症状を引き起こすかもしれません。
便秘には水分摂取が効果的だと思っていましたが、カフェインを含むものは飲みすぎると逆に悪化させてしまうのですね!
そして夏場の水分補給で烏龍茶を飲むこともあると思いますが、大量に摂取してしまうと利尿作用で排出されてしまい、脱水症状につながるリスクがあります。
また、利尿作用が働きすぎると当然トイレも近くなるため、なかなかトイレに行けない状況のときは辛いですね。
水分とカフェインの摂りすぎによる下痢症状
烏龍茶の飲みすぎで水分とカフェインの過剰摂取になると、下痢の症状を引き起こすこともあります。
生きるために水分を摂ることは必須ですが、飲みすぎると上手く水分が吸収されず、胃腸に負担がかかってお腹を下してしまいます。
私も夏場の暑い日にのどが渇き、水分を一気に摂ったときにお腹を下してしまい、とても辛い思いをした経験があります。
それ以来、水分補給は一気にするのではなくこまめに行うようにしました。
そして烏龍茶に含まれるカフェインも、過剰摂取をすると胃腸に刺激を与えてしまう要因になるので注意が必要です!
カフェインやタンニンの影響で胃が荒れ胃痛に
烏龍茶には、カフェイン以外にタンニンという成分も含まれています。
烏龍茶の飲みすぎでこのカフェインとタンニンを過剰に摂取してしまうと、胃痛が起きてしまうことがあります。
まず、カフェインとタンニンには胃液の分泌を促す作用があります。
そして、烏龍茶を飲みすぎてしまうと胃液の分泌作用が過剰に働き、胃の粘膜が荒れてしまい胃痛を引き起こしてしまうのです。
元々胃が弱いあなたは、烏龍茶の飲みすぎには特に注意が必要ですね!
私も胃薬をお守りにしているくらいに胃が弱いので、烏龍茶を飲むときは適正量を守っていきたいと思います!
カフェインとタンニンが鉄分の吸収を妨げ貧血に
烏龍茶に含まれるカフェインとタンニンは、胃痛以外に貧血を引き起こしてしまう可能性もあります。
カフェインとタンニンには鉄分の吸収を妨げてしまう作用があり、この作用によって鉄分を吸収できず貧血になってしまうのです。
私も貧血を経験したことがあるのですが、めまいで上手く立つことができず、そのままベッドに倒れ込んでしまいました。
貧血になるとめまいやふらつきが起き、転倒してケガをしてしまうリスクがあります!
烏龍茶を飲みすぎただけでこのような症状が起きてしまうかもしれないのは、とても恐ろしいですね。
空腹時の血糖値が上がり糖尿病のリスクが増加
烏龍茶には血糖値を下げる効果があり、適正量を飲めば糖尿病の発症リスクを抑えることができるかもしれないと言われています。
ですが、烏龍茶を飲みすぎてしまうと逆に空腹時の血糖値が上がり、糖尿病のリスクが増加してしまうという研究結果も出ているようです。
ただ、食習慣や烏龍茶の飲み方などは人によってさまざまなため、烏龍茶と糖尿病の相関関係は簡単に決めることができないとも考えられています。
そうは言っても、烏龍茶の飲みすぎはやはり身体に良くないため、摂取量には気をつけましょう!
カフェインの過剰摂取で脂肪が燃焼されず太る原因に
烏龍茶の飲みすぎでカフェインを過剰に摂取してしまうと、脂肪が上手く燃焼されず太りやすくなってしまうかもしれません。
まず、カフェインには脂肪を燃焼させる働きがあるため、適正量であればダイエット効果につながるうれしい作用があります。
ですが過剰なカフェイン摂取は、逆に脂肪が燃焼しなくなってしまう要因になってしまいます。
カフェインを過剰に摂取すると、「コルチゾール」というストレスホルモンが急激に増えます。
コルチゾールが増えすぎてしまうと、代謝を上げてくれる成長ホルモンの働きが阻害(そがい)され代謝が下がり、脂肪が燃えにくくなってしまうのです。
痩せるために烏龍茶を飲んでも、適量オーバーだと逆に太りやすくなるという矛盾が生まれてしまうのですね。
カフェインの影響で脳が覚醒し眠れないといった症状に
烏龍茶に含まれるカフェインには脳を覚醒する作用があるため、眠気覚ましとしてカフェインを摂取することもあると思います。
私も徹夜で試験勉強をしていたとき、カフェイン入りの飲み物を飲んでいたことがあります。
眠気をなくし集中力を高めたいときには問題ないでしょう。
ですが烏龍茶の飲みすぎでカフェインを過剰に摂取することで、眠りたくても眠れないといった症状を引き起こしてしまう恐れもあります。
寝不足は日常生活にも支障をきたしてしまいますので、特に寝る前に烏龍茶を飲みすぎないようにしましょう!
水分を過剰に摂りすぎることでむくみを引き起こす
烏龍茶の飲みすぎで水分を過剰に摂取してしまうと、むくみを引き起こす可能性があります。
むくみとは、皮膚や皮膚の下に水分がたまった状態のことです。
水分を摂りすぎてしまうと排出が追いつかず余分な水分がたまっていき、結果として身体のむくみにつながってしまうのです。
手足のむくみは、特に女性のあなたには困る症状ですよね。
烏龍茶に限らず、水分の摂りすぎには注意していきたいですね!
烏龍茶の飲みすぎによって起こる、身体へのデメリットを解説しました。
烏龍茶そのものと言うよりも、烏龍茶に含まれるカフェインやタンニンなどが、身体に影響を及ぼすリスクがあるのかなと感じました。
ここまで読んだあなたは、烏龍茶を飲むのがちょっと怖いなと感じてしまったかもしれません。
ですがこれら8つの症状は、あくまでも烏龍茶を飲みすぎてしまったときに起こるものであり、適正量であれば大丈夫です!
じゃあ、烏龍茶の飲みすぎにならない量とはどれくらいなのかな?
次の項目で、烏龍茶の適正量について解説していきますね。
烏龍茶の飲みすぎにならない量は約2Lまでが目安
烏龍茶は飲みすぎてしまうと身体に悪影響を及ぼしてしまうのですが、どれくらいの量までなら飲みすぎにならないのか気になりますよね?
烏龍茶は、1日約2Lの量までなら飲みすぎにはなりません。
これは烏龍茶に含まれるカフェインの量から導きだすことができます。
成人男女の場合、1日のカフェイン摂取量は「400mg以内」が目安とされています。
そして、烏龍茶100mLにはカフェインが「約20mg」含まれているそうなので、「1日約2L以内」であれば健康的に烏龍茶を楽しむことができると言えるでしょう。
妊婦さんの場合、カフェイン摂取量は成人男女の半分以下が目安になりますので、烏龍茶の適正量は「1日約1L以内」になります!
1日約1L〜2Lなら、朝昼晩の毎食後にコップ1杯〜2杯まで烏龍茶を楽しむことができますね。
私も家で毎食後に烏龍茶を飲むことが多いため、「もしかして飲みすぎだったらどうしよう!」と心配だったのですが、適正量で安心しました!
ただ、体質やそのときの体調によって適正量は変わってきますので、調整しながら飲みましょう!
烏龍茶の適正量について解説しました。
前半部分では烏龍茶のデメリットについて解説しましたが、烏龍茶は正しい量を飲めば逆にメリットがあります。
次の項目では、烏龍茶のうれしい効果について紹介していきます。
烏龍茶は飲みすぎなければ3つのうれしい効果あり
烏龍茶は飲みすぎてしまうと、健康面でデメリットがあるとお伝えしてきました。
ですが適正量の烏龍茶は、逆に健康面でメリットをもたらしてくれます。
では適正量の烏龍茶を飲むと、一体どんなメリットがあるのでしょうか。
次の項目から、烏龍茶を飲むことで得られるうれしい効果を、全部で3つ紹介していきます。
カフェインによる利尿作用のおかげでむくみが解消
前半部分では、烏龍茶の飲みすぎでカフェインを過剰に摂取してしまうと、利尿作用が働きすぎて便秘や脱水症状を起こしてしまうとお伝えしました。
ですが、適正量の烏龍茶であれば、カフェインによる利尿作用のおかげで「むくみ解消」という効果に期待が持てます。
むくみも烏龍茶の飲みすぎで起きるデメリットとしてお伝えしましたが、むくみは身体に余分な水分がたまった状態のことです。
その余分な水分を、カフェインの利尿作用が外に排出する手助けをしてくれるのです。
デメリットだった「利尿作用」と「むくみ」のどちらも、良い方向に効果が出るのでうれしいですね♪
私は立ち仕事をしているので、靴下の跡がくっきり付いてしまうほど足がむくんでしまうことが多いです。
ですが、正しく烏龍茶を飲めばむくみを解消できるかもしれないと知り、うれしくてワクワクした気持ちになりました♪
脂肪を分解してくれるのでダイエットに期待大
烏龍茶は脂肪の吸収を防ぎ、脂肪を分解して身体の外へ排出してくれる働きがあるため、ダイエット効果に期待が持てます。
脂肪を吸収・分解する働きは、烏龍茶の最大の効果なため、あなたも耳にしたことがあるかもしれませんね。
この脂肪吸収・分解という効果をより高めるためには、空腹時は避けて食事と一緒に烏龍茶を飲むことが推奨されています。
食事と一緒に飲むことで、分解成分による胃への負担を軽減することもできるのです!
私も焼肉食べ放題など、脂っこい食事のときは烏龍茶を一緒に飲むようにしています。
脂っこい食事が続くと口の中をスッキリさせたくなりますが、烏龍茶を飲めばリセットすることができます。
おまけにダイエット効果も期待できるので、まさに一石二鳥ですね♪
ただし、烏龍茶を飲むだけで痩せるというわけではないので、「烏龍茶を飲んでいるから安心!」と食べすぎるのは本末転倒です!
あくまでも、「烏龍茶はダイエットの手助けをしてくれる飲み物」という認識でいましょう!
豊富なポリフェノールがアンチエイジング効果も
烏龍茶には、「ポリフェノール」という成分がたくさん含まれています。
この豊富なポリフェノールが、身体を若々しく保つ「アンチエイジング効果」をもたらしてくれます。
なぜなら、ポリフェノールには「抗酸化作用」という働きがあるからです。
抗酸化作用とは、老化・シミ・シワ・生活習慣病などの原因になる「活性酸素」から身体を守ってくれる働きのことです。
ポリフェノールが豊富に含まれている烏龍茶を飲むことで、健康面はもちろん美容面でもうれしい効果が期待できるのですね♪
烏龍茶を飲むことで得られる効果について紹介しました。
正しく烏龍茶を飲み、健康的な身体を目指しましょう!
まとめ
- 烏龍茶の飲みすぎは健康を損なう要因になり、身体にさまざまなデメリットを引き起こす恐れがある
- 具体的には、「便秘や脱水症状」・「下痢」・「胃痛」・「貧血」・「糖尿病」・「太る」・「眠れない」・「むくみ」がある
- 烏龍茶は、成人の場合「1日約2L」・妊婦の場合は「1日約1L」までの量であれば飲みすぎにはならない
- ただ、体質や体調によって烏龍茶の適正量は変わってくるので、個々に応じて調整しながら楽しもう
- 烏龍茶は飲みすぎを防ぐことができれば、逆に健康面でうれしい効果がある
- 具体的には、「むくみ解消」・「ダイエットに期待大」・「アンチエイジング効果」の3つが挙げられる
普段何気なく飲んでいる烏龍茶が、飲みすぎによって身体にさまざまな影響をもたらしてしまうということを知り、とても驚きました。
ですが飲む量が適正であれば、逆に健康や美容でうれしい効果をもたらしてくれるので安心しました。
烏龍茶の効果を正しく発揮するためにも、飲みすぎには注意しましょう!
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