インスタントコーヒーのアイスは作り置き可能!美味しく楽しむコツも

食品

コーヒーには、リラックス効果や覚醒作用による集中力アップ、生活習慣病予防作用など、様々な良い効能があります。

私はコーヒーが好きで、一日家にいたら2.3杯は飲みます。夏のアイスコーヒーは最高です!

コーヒー好きで1日に1杯以上飲む方は、コーヒーを作り置きできたら楽だと思ったことはありませんか?

実はコーヒーは作り置きができるんです。アイスもホットもできます。

1杯入れるのはそんなに手間ではないけれど、毎日家で2回3回飲むなら、まとめて作っておけば飲みたい時に注ぐだけで飲めます。

インスタントでもレギュラーでも可能です。

インスタントで作り置きまでできたらすごく楽ですよね!

今回は、インスタントで作るアイスコーヒーの作り置きについて紹介します。

美味しく入れる方法やコーヒーの選び方もお伝えします。

インスタントコーヒーのアイス作り置きレシピ

お家で作るコーヒーは作り置きができます。今回は、手軽なインスタントコーヒーを使ったアイスコーヒーの作り置きをご紹介します。

インスタントコーヒーを溶かす、冷やす、冷蔵庫で保存する、この3つの工程でできます。

簡単ですよね♪

飲み方や保存についてもお伝えします。

インスタントコーヒーのアイスの作り置きレシピ

材料(コーヒー1リットル)

  • コーヒー 大さじ5
  • お湯 200ml
  • 水 800ml
  • 氷 適量(10個ぐらい)
  • 砂糖(お好みで)大さじ3〜5杯

作りたいコーヒーの量にあわせて他の材料も調整してください。

手順

まずは、インスタントコーヒーを溶かします。

マグカップなど耐熱用の容器にインスタントコーヒーを入れておきます。そこにお湯を注ぎ、しっかり混ぜて溶かします。

溶け残りや沈澱がないようにしっかりとかき混ぜるようにしましょう。

甘いアイスコーヒーを飲みたい方は、ここで砂糖も一緒に溶かしておきましょう。

次は、コーヒー液を冷まします。

1リットルが入る冷水ポットなどに、先程作ったコーヒー液を移し替えます。保存が楽なので、そのまま冷蔵庫に入れられる容器を選びましょう。

そこにまず氷を入れて、一気に冷やします。

氷が溶けてコーヒの熱も徐々に冷めていきます。その後すぐに水も入れて、もっと冷やします。

美味しく作るためにはゆっくりではなく急激に冷やすことが大切です。なので、より冷たい氷から入れるようにしましょう。

最後に、容器ごと冷蔵庫で冷やしながら保存します。

劣化を防ぐために、ミルクなどを入れるのは飲む時にしましょう。

これでおしまいです!簡単ですよね?

いつものインスタントコーヒーを作る時と比べて、特別なことはそんなになかったかと思います。

こうして一度にまとめて作っておけば、飲みたい時にコップに移し替えればすぐに飲めるので便利ですよね。

作り置きアイスコーヒーの飲み方

作り置きのアイスコーヒーを飲む時は、グラスやカップに移して飲みましょう。

容器ごとラッパ飲みしたり容器にストローを挿して飲んだりするのは、衛生面的に良くないのでやめてくださいね。

お好みで牛乳やミルクを入れてもおいしいですよね。これらは作る時ではなく、飲むタイミングで加えるようにしましょう。

私はよく豆乳を入れてソイラテ風にして飲んでいます。

甘いコーヒーと甘くないコーヒーどちらも楽しみたい方もいると思います。

その場合は、最初に砂糖を入れずブラックのアイスコーヒーを作り置きして、飲むタイミングでガムシロップを入れるといいでしょう。

その時の気分に合わせて甘さを調整することができます。

私はホットコーヒーは甘くないと飲めないのですが、アイスコーヒーは甘くないのが好きです。

作り置きアイスコーヒーの保存期間

作り置きインスタントコーヒーの日持ち期間は、2~3日間程です。

時間が経つにつれて味も鮮度も落ちていくので、早めに飲みきることが美味しく飲むコツです。

徐々に味が劣化していくのは酸化が原因です。

そして酸化は、光や空気に触れること、温度が適切ではないことなどが原因で起こります。

光との接触や温度については、冷蔵庫に入れておくことで対策でき、酸化の速度を遅らせることができます。

空気との接触については、密閉容器を使用する、飲むコップに移したらすぐに保存容器の蓋を閉めるよう意識することで対策しましょう。

徐々に味が落ちていくのは仕方ないことなので、3日くらいで飲める量を作り置きするようにしましょう。

インスタントコーヒーのアイスの美味しい入れ方

インスタントコーヒーは、コーヒーを溶かすだけで作れるので名前の通りすぐにできますよね。

そんなインスタントコーヒーでも、少し手間を加えるとより美味しく作ることができます。

水やお湯にこだわる、コーヒーをしっかり混ぜて溶かす、濃い目に作ることがポイントです。

美味しい入れ方を具体的に見ていきましょう。

インスタントアイスコーヒーを美味しく入れる準備

インスタントアイスコーヒーを美味しく入れるために、準備にもポイントがあります。

<インスタントコーヒーの開け方>

最初についている中のフィルターは、なるべくきれいに、そして全て剥がしてください。

はがし残しがあるとしっかり蓋をしていても隙間ができて、そこから空気や水分が入り込みやすくなってしまいます。

コーヒーの味わいも変わってしまうことがあるので注意しましょう。

<保存容器は密閉可能なものを用意>

こちらは、作り置き用のコーヒーを作る時のポイントです。

先程お伝えした通りコーヒーの酸化を防ぐためには、空気に触れさせないことが大切です。

そのためには、密閉できる容器に入れるのがいいでしょう。蓋がついているものを選びましょう。

冷蔵庫には他にもたくさんの食品が保存されています。

が無い容器だと、他の食品とコーヒーの匂いが移ったり混ざったりしてしまう可能性もあります。

手軽に手に入るものでいうと、1リットルのペットボトルもおすすめです。

蓋があって密閉できて、横にして保存もできるので置き場所に困らず便利です。

ただ、ペットボトルだと細部まで洗えない可能性もあるので、たくさん使い回すのは避けた方がいいでしょう。

何度も作り置きする方は、使い勝手のよい密閉容器を購入するのがいいと思います。

インスタントアイスコーヒーを美味しく入れるポイント

続いて、実際にアイスコーヒーを作っていく上でのポイントをご紹介します。

<お湯と水ついて>

最初にコーヒーを溶かす時は、水ではなくてお湯を使うようにしましょう。

水を沸騰させたら、少し落ち着かせてからコーヒーに注ぎましょう。お湯の温度の目安は90度くらいです。

最近は水に溶けやすいインスタントコーヒーもあります。しかし、水ではなくお湯で溶いてから一気に冷やすようにしましょう。

濁りが少なく香り高いアイスコーヒーが出来あがります。

コーヒー作りに使う水は、カルシウムやマグネシウム濃度の低い軟水のミネラルウォーターか、あるいは水道水がおすすめです。

<コーヒーの混ぜ方>

まずはお湯でコーヒーをちゃんと溶かすことが大切です。

そのためには、お湯が熱いうちにしっかりとかき混ぜておくようにしましょう。

ただかき混ぜるだけではなく、空気を含ませるようにして混ぜることで、よりいい香りがします。

コーヒーに充分に酸素をいき渡らせると、インスタントコーヒーでも香りが一段と引き立ち美味しくなります。

コーヒーの粉が溶けきっていなくて、最後の方で苦味を感じることがありますよね。私はあの苦味が苦手です。

そうならないよう、しっかり溶かしましょう。

<味を濃いめに作る>

ホットで飲む時に比べて、コーヒーの量を多めにして濃く作るようにしましょう。

冷ますときに氷や水を入れて溶かすため、コーヒーの濃度が薄まってしまうからです。

また、ヒトの舌は冷たいと味覚が鈍くなります。そのため、濃いめに作るとコーヒーの苦味や甘味、酸味などを感じやすく美味しく味わえます。

コーヒーの濃さ以外に、砂糖などの甘みもホットより少し多めにするのがいいでしょう。冷たいと甘さは余計に感じにくくなります。

美味しい入れ方を参考に、美味しいコーヒーを作ってみてくださいね。

美味しく飲めるアレンジレシピ

最後に、美味しく入れたインスタントアイスコーヒーを使ったアレンジレシピをご紹介します。

<おしゃれなツートンアイスカフェオレ>

グラスの中に牛乳を1/3くらい入れた後、氷を入れます。牛乳の表面に氷の頭が出るくらい入れるのがちょうどいいです。

そこに、アイスコーヒーを少しずつゆっくり入れます。この時、氷に沿わせるように注ぐときれいな層ができます。

牛乳とコーヒー色の2段のきれいな層でできた、おしゃれなツートンカフェオレの完成です。

おしゃれな見た目だと気分も上がりますよね!

お箸やマドラー、ストローなどを伝わせながら注ぐのもおすすめです。

また、初めにシロップを加えて牛乳と良く混ぜておくと、コーヒーを入れる際に層がくっきりできやすくなります。

<アイスコーヒーの炭酸割り>

グラスに氷を適量入れます。ブラックのアイスコーヒを入れて、そこに炭酸水を入れるだけで出来上がりです。

コーヒーと炭酸水は1:1がおすすめです。お好みの割合で調整してみてください。

ミントの葉を浮かべると爽やかになります。

<コーヒー氷>

もし作り置きコーヒーを飲み切れず余りそうになったら、コーヒー氷にするのがおすすめです。

アイスコーヒーを製氷機に入れて固めるだけでできます。

氷に牛乳を入れて溶かせばアイスカフェオレを作ることができます。

アイスコーヒーを飲む時にコーヒー氷を入れることで、氷が溶けても味が薄まることなく味わうことができますよ。

これは嬉しいですよね!私もたまに作っています。

他の飲み物にコーヒーの香りを足したい時、このコーヒー氷を入れれば風味づけもできます。

美味しい入れ方で入れたコーヒーであなたなりのお気に入りレシピを見つけて、アイスコーヒーを楽しんでくださいね。

インスタントコーヒーの選び方とおすすめ

どのインスタントコーヒーを買ったらいいんだろう?

手軽に美味しく作れるインスタントコーヒーにも種類がたくさんあり、どれを買えばいいのか悩んでしまいますよね。

あなたの好きな味を見つけるのが1番ですが、まずはあなたに合うタイプや製法などから選ぶのもいいでしょう。

インスタントコーヒーの選び方と、アイスコーヒーに向いているおすすめをお伝えします。

インスタントコーヒーの選び方

まず、インスタントコーヒーを選ぶポイントをお伝えします。

作り置きアイスコーヒーにベストなのは、スプレードライ製法の瓶入りタイプのインスタントコーヒーです。

<インスタントコーヒーの種類>

インスタントコーヒーの製法には、スプレードライ製法とフリーズドライ製法の2種類があります。

スプレードライとは、高温の乾燥塔でコーヒー液を噴霧し、蒸発、乾燥させる製法です。

さらさらの粉末状なので、水やミルクにも溶けやすくアイスコーヒーにおすすめです。

作り置きアイスコーヒーなら、こちらがよりおすすめです。

フリーズドライ製法とは、コーヒー液をマイナス40度ほどの低温で真空凍結乾燥させる製法です。

こちらは粒状の粉で溶けにくいので、ホットコーヒーの方がおすすめです。

低熱処理で作られるため、コーヒーの風味が損なわれにくいと言われています。

作り置きアイスコーヒーで使う場合、しっかりかき混ぜて溶かしましょう。

<インスタントコーヒーのタイプ>

インスタントコーヒーには、瓶入りとスティックタイプがあります。

瓶入りタイプは、大容量なのでコストパフォーマンスに優れています。

詰め替えタイプなら、さらに安く買うこともできます。

また、自分の好みの濃さに調節できるのもメリットです。

パッケージ記載の量を基準に、自分で調整してお好きな濃さのコーヒーを作れます。

デメリットは、一度開封すると劣化しやすくなるので味が悪くなるのが比較的早いことです。

作り置きをする方はコーヒーをたくさん飲むと思うので、瓶入りがおすすめです。

スティックタイプのインスタントコーヒーは、持ち歩きにも便利です。

瓶タイプに比べるとコストパフォーマンスは下がります。

一方、使い切りなので保存性に優れており、味わいや香りの劣化が遅い点はメリットです。

それほど頻繁にコーヒーを飲まない方やコーヒーを持ち運びたい方には、スティックタイプがおすすめです。

☆大容量のインスタントコーヒーは容器に入れて保存するのがおすすめですよ↓

インスタントコーヒーは保存容器で長持ち!選び方やおすすめ3選を解説

おすすめのインスタントコーヒー

続いて、アイスコーヒーの作り置きにおすすめのインスタントコーヒーをご紹介します。

AGF「Blendy

深みあるコクとまろやかさが特徴です。クセがなく、牛乳や豆乳と相性抜群です。

スプレードライ製法にひと手間を加えた独自の製法が採用されています。お湯や水でも溶けやすいです。

カフェオレやアイスコーヒーを楽しみたい方におすすめです。

AGF「マキシム インスタントコーヒー

苦みや酸味、コクともに主張しすぎることなく、さっぱりした味わいが特徴です。

香りはとても良く、それでいて優しくさっぱりした味わいです。

スーパーではお手頃価格で買えることも多くお財布にも優しいところもいい点です。

一日に何杯もコーヒーを飲むという人に方におすすめのインスタントコーヒーです。

フリーズドライ製法でできています。

AGF「ちょっと贅沢な珈琲店スペシャルブレンド

深みあるナッツの香りが特徴で、酸味が少なくマイルドな味わいです。

苦みと酸味のバランスが絶妙で飲みやすく、深いコクと澄んだ後味を楽しめます。

フリーズドライ製法でできています。

マウントハーゲン「オーガニックフェアトレード

こちらはカフェインレス、つまりカフェイン含有量が少ないコーヒーです。カフェイン残留率は0.3%以下です。

深く豊かな香りが楽しめるコーヒーで、口当たりも良いと評判です。

カフェインレスでありながらも、豆本来の香りと深い味を感じることができます。

カフェインの摂りすぎは気になるという方におすすめです。フリーズドライ製法です。

まとめ

  • インスタントのアイスコーヒーは作り置き可能
  • 通常通りコーヒーを溶かす、冷やす、冷蔵庫保存の3工程でアイスコーヒーの作り置きができる
  • 飲む時はグラスに移し、牛乳を入れたりアレンジしたりするのはこのタイミング
  • 光や空気に触れると徐々に劣化するため、作り置きの日持ちは2.3日間
  • 水やお湯にこだわる、コーヒーをしっかり混ぜて溶かす、濃い目に作ることで、より美味しいアイスコーヒーができる
  • どのインスタントコーヒーを買うか悩んだら、タイプや製法から決めてみよう

インスタントコーヒーをよく飲む方は、まとめて作り置きすると飲みたい時すぐに飲めて楽ですよね。

せっかく飲むなら美味しく入れて、好きな味やアレンジで楽しんでください。

コーヒーで、リラックスタイムをより快適に、物事への集中力をより高めていきましょう。

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