ダニにバルサンが効かないと感じる理由2つや使い方のポイントを解説!

住まい

梅雨の時期から秋にかけて多く発生するダニ。

かゆみの原因になるためなんとか駆除したいですよね。

ダニを駆除する薬剤で有名なのはバルサンのくん煙剤だと思いますが、あなたはこんな悩みを持っていませんか?

バルサンのくん煙剤がダニ駆除に効かない気がする

バルサンのくん煙剤が効かないと感じるのは、ダニの性質・くん煙剤の浸透力が関係しています。

しっかりとした理由がありますので、後ほど詳しく解説していきます。

そしてダニの駆除に効かないと感じるバルサンのくん煙剤も、正しく使用すればしっかりと効果が発揮されます。

バルサンのくん煙剤の効果的な使い方、そしてダニの発生が気になる布団のダニ駆除についても合わせて解説していきます。

ダニにバルサンが効かない理由2つ!壁や薄い物に有効!?

ダニを駆除できるバルサンのくん煙剤を使用しても効かないと感じる理由は、「ダニの性質」と「薬剤の浸透力」が関係してきます。

まず、「ダニは布団などの厚い物の内側に逃げ込む性質」があります。

そのため、ダニは布団の繊維の奥に潜んでいることが多いです。

ですが、バルサンのくん煙剤は布団の繊維の奥まで浸透させることができません。

なぜなら、バルサンのくん煙剤は広範囲に素早く浸透し部屋全体のダニ駆除を行うことを目的としているため、布団の奥にまで浸透しきれないからです。

これらの理由から、ダニを駆除するバルサンのくん煙剤が効かないと感じてしまうのです。

バルサンのくん煙剤を使用しておけばダニは駆除できると思っていたため、効かない理由を知ることができてよかったです。

バルサンのくん煙剤はダニ駆除には意味がないの?

バルサンのくん煙剤は部屋の壁や薄い物には効果がありますよ!

バルサンのくん煙剤は、露出している部分つまり部屋の壁や天井、そしてカーペットなどの薄い物に潜むダニ駆除には効果があります。

布団などの厚い物のダニ駆除には効かないバルサンのくん煙剤ですが、正しい範囲に使用すればしっかりとダニの駆除効果を発揮させられますよ。

次の項目ではダニを駆除するバルサンのくん煙剤の効果的な使い方について解説していきます。

ダニを駆除する効果的なバルサンの使い方について解説

ダニを駆除するバルサンのくん煙剤を効果的に使うために、使い方のポイントとなる点や注意点について解説していきます。

まず、バルサンのくん煙剤を効果的に使うためには事前準備が必要です。

バルサンを効果的に使うためには事前準備がポイント

ダニを駆除するバルサンのくん煙剤は、使用前に以下の事前準備を行ってください。

  • 部屋全体に掃除機をかけておく
  • タンス・クローゼットなどの引き出しを開けておく
  • 家具・家電・火災報知器などにカバーをかけておく
  • 食べ物を冷蔵庫や棚に保管しておく
  • 植物を別の場所に移動させる

部屋全体に掃除機をかけ、ホコリやゴミを取り除いておくことが大切です。

ホコリや汚れのない状態にすれば、バルサンのくん煙剤を部屋や天井の隅々まで浸透させられますよ。

バルサンのくん煙剤の効果を高めるためにもしっかりと掃除をしましょう!

掃除は床だけではなく、壁や天井も忘れずに!

そしてタンス・クローゼットなどの引き出しを開けておくことで、中まで薬剤が浸透していき、隠れたダニを駆除することができます。

さらに引き出しの中は空にしておくと、ダニの駆除効果がより高まります。

また、家具・家電・火災報知器・食品は煙がかからないように保護しておくことが大切です。

特に家電は精密機器のため煙で故障してしまう可能性がありますし、食品も健康被害がでるかもしれません。

安心・安全に、バルサンのくん煙剤を使いましょう!

最後に、忘れがちな植物の移動も大切です。

せっかく大事にしていた植物が、煙によって傷んでしまうのは悲しいですよね。

ここまで、バルサンのくん煙剤を使用する前の事前準備について解説しました。

それでは実際に、バルサンのくん煙剤を使ってみましょう。

バルサンくん煙剤を安全に使うためのポイント4つ

まず、ダニを駆除するバルサンのくん煙剤は、取扱説明書をよく読んで使うことが何よりも大切です。

なぜなら、取扱説明書通りに使用しないと思わぬ事故につながるかもしれないからです。

それではバルサンのくん煙剤の使い方について解説していきます。

使い方の主な流れは以下の通りです。

バルサンのくん煙剤の使い方
  1. 部屋の真ん中かつ平らな場所に設置する
  2. ドアや窓をしっかりと閉めて既定時間放置する
  3. 既定時間放置後、ドアや窓を開けて換気をする
  4. 掃除機をかけてダニの死骸を掃除する

バルサンのくん煙剤の煙が片方に偏ってしまわないように、部屋の真ん中に置くことが大切です。

そして、不安定な場所に置くと倒れてしまうことがありますので、安定した平らな場所に置きましょう。

またドアや窓をしっかりと閉めることで、薬剤が外に逃げていくことを防ぐことができ、ダニの駆除効果が高まります。

締め切った環境に2~3時間、説明書の既定時間通りに放置しましょう!

バルサンのくん煙剤を使った後は薬剤が部屋に充満していますので、ドアや窓を開けてしっかりと換気を行いましょう。

ダニの死骸・フンも部屋に残っている状態ですので、念入りに掃除機をかけることも忘れずに行います。

ダニを駆除するバルサンのくん煙剤の使い方について解説しました。

バルサンのくん煙剤の使用には注意点もありますので、そちらも解説していきます。

ダニを駆除するバルサンのくん煙剤使用時の注意点

ダニを駆除するバルサンのくん煙剤を使用するときの注意点は以下の3つです。

  • 布団やマットレスなどはダニ駆除の効果が期待できない
  • 赤ちゃんやペットがいても使用できるが配慮が必要
  • ダニの卵を駆除することはできない

先でお伝えしたように、布団などの厚いものにはバルサンのくん煙剤の効果は薄いです。

直接肌に触れるもののため、布団などには使わない方が賢明かもしれません。

ですが、バルサンのくん煙剤は哺乳類に対しての安全性は保障されています。

そのため赤ちゃんやペットがいても、バルサンのくん煙剤を使うことはできます。

でもくん煙剤の影響を受けないよう、配慮しましょう!

赤ちゃんやペットが口に入れることがあるおもちゃなどは、あらかじめ別の場所に移動させておくと安心ですよね。

残念ながらダニを駆除するバルサンのくん煙剤でも、ダニの卵は駆除できません。

一度バルサンのくん煙剤を使った後に、卵から孵化したダニが発生してしまうケースがあるから。

そのため、定期的にバルサンのくん煙剤を使うことがおすすめです。

実際にバルサンの公式ホームページでも、おすすめの使用頻度が紹介されています。

くん煙剤の使用は、梅雨の時期から秋ごろにかけては月に1回、それ以外の季節は2~3か月に1回を目処にするのがおすすめです。

快適なくらしをまもるバルサン お役立ちコンテンツ

バルサンのくん煙剤は本当にダニが気になったときにしか使っていなかったので、定期的に使っていこうと思いました。

ダニを駆除するバルサンのくん煙剤の注意点や、効果的な使い方などについて解説しました。

そうは言っても布団のダニがやっぱり気になる!どうしたらいいの?

最後に、布団のダニを駆除する方法について解説していきます。

バルサンは布団のダニ駆除には不向き!他の方法は?

ダニを駆除するバルサンのくん煙剤は布団には不向きです。

なぜなら、バルサンのくん煙剤は布団の繊維の奥まで浸透しないため、繊維の奥に逃げる性質を持つダニには効果が薄いからです。

また布団は肌に直接触れるもののため、くん煙剤を使用しない方が賢明です。

ですか、ダニは布団に発生しやすくどうしても気になりますよね?

バルサンのくん煙剤以外にダニを駆除する方法はあるの?

私も布団は毎日使うものだからこそ、ダニを駆除して安心して使いたいと思っています。

そこで調べた結果、布団に発生したダニを駆除するのに効果的な方法として、以下の2つの方法があることがわかりました。

布団のダニを駆除する方法
  • 粘着シートで捕まえるダニ取りシート
  • 熱の力で駆除する布団乾燥機

順番に解説していきます。

粘着シートで捕まえるダニ取りシート

ダニ取りシートは、布団の下に置くことでダニを捕獲することができる商品です。

ダニ取りシートにはダニが好む香りが含まれており、その香りに誘われてダニが集まってきます。

そしてダニ取りシートに用いられている粘着剤によってダニを捕獲します。

ダニ取りシートを置くだけなので手軽です♪

値段も1枚あたり200円ほどになりますので、まずはお試しで使ってみるのもいいですね。

ただし、ダニをおびき寄せることに時間がかかるため即効性が低いというデメリットもあります。

↓こちらのダニ取りシートは、「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞」で1位に選ばれ、効果を感じている口コミも多かったです!

私も買ってみて、使用感をまたお伝えしたいと思います!

熱の力で駆除する布団乾燥機

ダニは熱・乾燥に弱いため、布団乾燥機を使うことでダニを駆除することができます。

具体的に、ダニは50度以上の熱を20〜30分与える、また湿度を55%以下にすることで死滅させることができます。

布団乾燥機を用いて上記の時間熱を与え続けたり乾燥させたりすることでダニの駆除をすることが可能になります。

ダニ取りシートよりも即効性が期待できますね!

最近の布団乾燥機は、出しっぱなしでもインテリアに違和感なくなじむものも出ていて、より気軽に使うことができそうですね♪

布団乾燥機が無い場合は、コインランドリーの乾燥機を使ってダニを駆除することも可能です。

布団乾燥機を購入する場合、ダニ取りシートよりはやはりコストがかかりますので気軽にお試しするのは難しいでしょう。

バルサンのくん煙剤以外で布団のダニを駆除する方法について解説しました。

☆ダニの駆除・対策に関してはこちらも参考にしてみてください↓

ダニを熱湯で駆除する方法は?適した温度や素材に注意して正しく退治!

ダニは漂白剤で死滅させられない!寄せ付けない予防対策には効果的!

まとめ

  • ダニは繊維の奥に逃げる性質があるが、バルサンは奥まで浸透しないため効かないと感じてしまう
  • ダニを駆除するバルサンのくん煙剤は、布団には効かないが壁や天井などには効果がある
  • くん煙剤は、事前に掃除をし引き出しを開けておくことで薬剤を隅々まで浸透させることができる
  • くん煙剤の煙による故障や健康被害を防ぐために、家電や食品にはカバーをする
  • 注意点として、赤ちゃんやペットがいても使用できるが配慮は必要であり、ダニの卵は駆除できない
  • 布団に発生したダニを駆除する方法は、粘着剤でダニを捕まえるダニ取りシートが効果的である
  • ダニは熱と乾燥に弱いため、布団乾燥機も使用することで布団のダニを駆除できる

効かないと感じるバルサンのくん煙剤も、適切な場所に使用することで効果が発揮されます。

バルサンのくん煙剤でダニ駆除の効果を高めるには使い方が大切になりますので、ご紹介した使い方を参考にしてみてください。

私も布団のダニが気になるため、ダニ取りシートから始めてみて後々は布団乾燥機も検討してみようと思います。

今回の記事を通して、ダニに悩んでいたあなたが少しでもその悩みから解放されればうれしいです。

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